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平成18年8月分

8/26
       夏休み
久し振りに家族と夏休みを過ごした。毎年この頃に出かけるところがあり本当に身も心もリラックスできた。湖でカヌーを浮かべ夕日を眺める。色々な話が家族で出来た。プライベートな内容ですが何だか子供たちが小さい頃に戻ったような錯覚に親子共々頷いて帰寺しました。写真をごらんください。
■8/20       残暑厳し
お盆のピーク13日から既に一週間が経ったんですね。先週は気もそぞろでバタバタしておりました。過ぎてしまえば何でもあっと言う間です。

本坊トイレ工事で、何度も書くのですが取り壊しのためホコリだらけになっております。昨日も相当に目張りをして埃の進入を避けるのですが風の力で台所はひとたまりもありません。落ち着いたら綺麗にしなくてはなりません。

本日は普段の日曜日で落ち着きを取り戻しました。私の担当の法事の方のお家へ出かけると誰もいないので、お電話をした。誰も出ない?? 電話番号が違っているかもと思いお寺へ電話すると「お寺でお待ちになっている」と言われ急遽、帰寺した。連絡票をチェックすれば受電者と入力者が分かる。別に間違いの犯人探しをするのではなく何故とり間違えたかを、日を改めて皆で協議したい。人は間違いをするものであり私自身も、私を信用していない。信頼できる仕事の為にようにチェックリストや入力リストを面倒ながら書き込み間違いを防いでいる。同じ失敗を繰り返さないよう会議を近々に開く事とする。

明日はななつき参りの日。トイレの本格的ハツリ工事で相当にやかましいと思う。落ち着いてお経も上げられない。葬儀も一件ある。何事も無く過ぎてくれる事を祈り就床します。
8/18
       落ち着かない一日
昨日の右足の親指の根元の痛みもすっかり引いて楽になった。少し痛いくらいの感じである。同様の痛みのある友人に昨日の礼の電話を入れると「僕は一週間ほどいたかったぞ」と言う。初期なので簡単?に治まったのか、はたまた単なる打撲だったんだろうか? まぁ完治と一人納得するが今日から始まった食事制限は結構厳しく寂しい食事で一日を終える。

昨日から始まったトイレの解体工事。詰めが甘く昨日記した通り「ホコリまるけ」に台所も廊下もなってしまった。急いでマスキングテープで目張りを施し気の済むようにテープで塞いだ。現場の下請けさんが飛んできて私たちがしますと言ってくれたが自分の言葉足らずで仕事の手を止めるわけにも行かない。が、テープを渡してその場を離れる。

午前中葬儀、午後お参りや初七日、電気屋さんと打ち合わせ、その他で一人でバタバタする。明日は法事が数件あり会食もお寺で一件ある。トイレ工事でトイレが使用不可となっている。境内のトイレを利用してもらうが何分不便をかけてしまいます。会食会場まで埃は飛ばないと思いますが明日の朝、もう一度掃除機をかけなくては。落ち着きませんです、お盆が終わっても。
8/17
       辛い朝
朝起きたら右足の親指の根元に打撲のような痛みが走る。何処かで打ったのか、少し腫れてもいる。まぁ、そのうち治るだろうと思っていたが友人が患っている病気の事が頭をよぎる。友人に電話すると「きっとボクと同じかも知れない。早く医者へ行ってすぐ完治する薬を貰った方が良い」で近所の昔なじみの医者へ行く。

「おう、和尚。どうした?」とざっくばらんな物言い。「日頃の不摂生がたたったかも知れない」と私。「痛い」と言うと「とうとう不摂生の証拠が出たな。長生きしてくれよ。お寺も○○もみんなが迷惑するぞ」「・・・・」
「先生、友人が発症当日に飲む薬がありすぐ行けと行ったので、その薬を出してよ」と言うと「オレも和尚と一緒の病気であの薬も飲んだが、吐き気や下痢、胃の中がひっくり返るような事になるから止めた方が良い」と言う。看護婦さんに案内されて注射を打って貰い帰り際に、「落ち着いたらオレがチャンと診て上げるから心配するな」と先生が言う。あ〜ぁ、お盆が終わってこれからって言う時に足を引きずって歩く惨めな自分。隣の薬屋に行くとこれまた太○先生が慰めてくれる。「大丈夫、これっくらいの数値なら。治るから心配ない」とロキソニンと言う強力痛み止めをくれた。待合におられた檀家の奥さんから「どうなされました?」と尋ねられ「日頃の不摂生が・・」と頭をかいた。

本当の事を言うと今日から再びジムへ通う初日であった。夏の祭礼やお盆のため長期に渡りお休みをしていた。体が鈍って体重も増え少々辛い思いをしてた矢先のこの痛み、残念だけどお歳なのです。私自身は不摂生はしていないつもりなのです。友人も不摂生をする人出はないのですが、私共々お歳なのですな。お昼に開業医をしている友人に尋ねると「今日からお粥と野菜を食って下さい。」とあっさり言われた。暫くひもじい思いをしますが仕方ないです。

本坊のトイレの全面大改修工事が開始された。現場監督さん、下請けさんがお越しになられ明日からの本格解体撤去工事の養生工事に来られた。電気、水道、解体、養生と下準備だけでも結構な人がいた。午前中、車置き場、進入退去時の車路、養生での注意、当寺の予定等を指示しするも足の痛さからか、今から考えると詰めが少し甘いと思い付くも気弱になってしまう。詰めが甘いと台所から廊下、事務所までコンクリートの粉塵だらけになってしまうので明日もう一度、イヤだけど、伝達をするつもり。

夕方、お通夜に行って痛い痛い一日を終える。僧侶方のお一人が夏休暇に入り何となく心細い明日を迎えます。(薬を飲んで2時間程休んだら元の足に戻りました)
8/16
       お施餓鬼法会
天気予報は余り芳しい予報ではなかったが今日は快晴の暑い日であった。とても暑くジッとしていられない程の暑さだった。

お施餓鬼法会が為された。かき氷を境内でお接待させて頂いたのだが余りの暑さに売り切れてしまった。例年より多めに頼んだのだが12時前には閉めてしまった。「お母さん、かき氷食べたいよ」「うんうん、お詣り済んでお墓が済んだらね」と言って聞き分けよく待っていてくれた子供さんに・・・かき氷が無くなってしまった。本当にごめんなさいね。お母さんにも子供さんにも・・・本当にご免ね。悲しいなー。本当に悲しい。子供さんに辛い目に遭わせちゃって・・・・でも冷や麦をシッカリ食べてくれたと思うのでこれで、堪忍してちょうだいね。

肝心の施餓鬼会は多くの方がお見えであり何時も焼香が終わる時刻になってもまだ終わらなかった。私は私で、ワイヤレスのスピーカーから出る私の声が、朝は出たのに、出なくなり地声でご霊位を読み上げてお詣りを完了させて頂いた。女性世話人会の殆どの方のお手伝いで難無く完了した。暑い季節の中の、お手伝いに本当に感謝する。きゅうり加持祈祷会、施餓鬼会準備、本番、片付け、清掃、復旧と皆さんお陰でお寺はとても助かっています。有り難うござました。今日の様子をアップしますのでご覧下さい。
お待ちの間は、タブの巨木の下で
かき氷を食べて下さいね
本堂でのお勤め風景
たくさんのお詣りを頂きました
法会終了後のお接待会場
タタミの部屋は全て冷暖房です
てんてこ舞いの厨房風景
本堂前の風景
たくさんのお詣りを頂きました
おいしかった??
8/15
       精霊送り
お盆が終了した。昨日夕刻より高野山へお墓参りを済ませて帰寺する。とても疲れた。午後より精霊送りの準備を済ませて世話人会のお手伝いを頂き無事終了する。今年の夏は暑かった。

高野山の帰り道、独りで走らせる車。窓を開けて頬を撫でる風は秋の気配を、鼻先に湿り気と共に運んでくれた。もう夏が過ぎていくんだなー何て少し寂しい気分。夕暮れで茜色となった山並みや広い川岸を見ると若かった頃を思い出し不思議に気力が湧いてくる。不思議だ。高校生の頃に戻ったような気分になれる。茜雲を眺めてクラブで疲れた体に鞭打ち下校した頃を思い出すのか・・・久し振りにユッタリトした気分で車を運転する事が出来ました。

精霊送りの写真をアップしますのでご覧下さい。明日は御施餓鬼法会です。
受付を済ませる 夕方から皆さんお越しになられる
今年も多くの方がお詣りに来られました。
送火を焚いて「送り鐘」を撞いてご先祖様をお送りします。
その後、本堂にお詣りして精霊送りは終了です
■8/13       多忙
朝から一日中お詣りで忙しくしており、毎年お手伝い頂くお寺さんも今日は参加して頂き何とか一日を終えました。今日が暮れてホッとしております。

お寺では全てのお詣りが済むと先師墓(住職累代墓地)へ仏迎えに出掛けます。お花の立っているお墓の前に行き線香とミズノコと言うお供え物を墓前にお供えして読経をします。総勢4名でのお経は山内に響き蝉の声と協奏です。ふと思った「この坂道を何度上がった事やら・・来年も健康でお詣りをさせて頂きたいな」とセンチな事を思いながらお墓参りを済ませました。

墓地を下ると前筆頭総代の奥さんとお会いした。奥さんは自ら建てたお地蔵さんの前で私と目があった。「○○さん、貴方は大したモンだ」と私が言うと「お陰をもらいますね」と返事をする。何時もなら素通りする六地蔵さんの前で一巻お経を上げる。山門を潜り他の先師さんのお墓をまわって境内に戻りあちこちをお詣りして本堂内で本格的に読経をする。3名の僧侶は汗だくではあるがお盆の読経の声は、私には何とも言えない声となって私の体の中に潜む、何かに言い表す事のできない自信みたいなものに響いてこだまするように心に響きます。

今年父の27回忌を執行した。父に育てて貰って26年の春秋を過ぎて別れを迎えあれから再び26年の歳月が過ぎ去った。このお盆の26回目の本堂内で、心にこだまする琴線が私の心に在るなんて、経験とか潜った歳月がその感情をかもしてくれているのだろう。今宵も早く休ませていただきます。
8/12
       減らない車の量
彼方此方とお詣りに出掛けさせて頂いている。景気が良いのか車の量が普段のお盆の頃と比べると減らない。景気が良いのでしょうね。毎日暑い日が続きお盆参りも順調に進まさせて頂いています。お寺へ帰るとぐったりでhpの更新も出来ず仕舞いです。

明日お詣りが済んだら日帰りで高野山に参詣の予定を立てています。忙中閑有りではありませんが、ご先祖のお墓だけはきちんとお詣りしたいです。
8/9
       空調服が揃う
境内清掃職員さん、4名の方が作業にお見えになられた。毎回玉の汗を流して清掃活動をして頂いている。先日の空調服がすべて揃ったので午後からの清掃に着用していただいた。始めに全員を招集して構造と着用の指導、上着の管理と充電の取り決めを行い実際に着用してもらう。
「住職、これは涼しいよ」「以前にもあったがこれは電池で便利になった」とか色々とご感想を頂いた。早速、酷暑の中の清掃活動を再開していただく。私も少し気が楽になった。天気予報では台風の通過で雨と予報が出ていたがお寺の駐車場では38度の気温があり倒れそうな暑さだ。
8/8
       交通渋滞
今日は遠方ににお伺いしてお参りをさせて頂いた。景気が良いせいか車が例年になく多くまた幹線道路でトラクターが横転する事故があり今日のお詣りはとても大変でした。

今日も事故無く一日を終えられホッとしております。夕刻より施餓鬼の塔婆書きが始まり既に多くも申込みを頂いている。盆施餓鬼の準備もあり、お盆中の中にも初盆の法要が結構多く有る。忙しい時には予定の狂う事態も想定される。何が起るか分らないのでこの人生が面白くもあり、大変でもある。

何事も無事平穏と言う言葉が、この歳なってしみじみと有り難さく思われる。私も歳を取ったものだ。では。
8/7
       棚経を始めさせていただく
本日より棚経と言うお盆期間中に予め順路を決めて夫々のお家にお伺いしてお参りする期間がやってきた。朝より出かけてお昼過ぎまでお参りに出かけさせていただいた。耳を疑うお話を伺った。

葬儀場を見て回った老ご夫婦が浴びせられた信じられない某有名葬祭の受付婦人の一言「お前らはどこの葬儀屋の回し者だ?」っと怒鳴られたそうな。「マスコミや新聞でにぎやかに宣伝をしているのでうかがったがびっくりした」と伝え聞きました。私も良く知るこの企業。どうなった事やら??

空調服と言う奇妙な服を5着求めた。空調服?? 実は腰の辺りにファンが2個ついていて電池でファンモーターを駆動させて強制的に空気を服の中に流し込む、アイディア商品。試しに求めたところ大変快適であった。夏場の境内清掃職員さんにこのジャンバーを着用してもらって発汗した体を快い風で服を着たまま快適に過ごしてほしい。手首と首筋から風がドンドン出てきてひんやりする。汗を流さないと効果は無い。働く人の強い味方である。
本当の事を言うと熱中症や脱水を起こしてしまっては困るし健康面を考えるとこの服の着用が安全と思い1着1万4000円ほどする空調服を新調した。水分補給をして適度の休息をなして空調服を着てお寺の境内を綺麗にしてほしいものだ。
■8/6       多忙
朝から夕方までお寺中の僧侶は休む暇もなくお詣りをさせて頂きました。私は午前午後に渡るご法事及び2件の葬儀をお勤めさせて頂いた。今は声が少しかすれる程度に疲れています。暑い最中のご法事をさせて頂くのだが空調設備を完了したお陰でご参集の方よりもお礼の言葉を頂きました。

多くの方は空調よりもイス席で待合も法事会場も済ます事が出来た事が全ての人から感謝の言葉を頂きます。足が痛いのは僧侶だけです。汗は声を出すせいか良く汗をかきます。ジッと座ってお経を聞いている人達は涼しげに見えます。

今月17日よりは大○組施行のトイレ工事が始まります。本坊内の施設のなかで一番きれいで清潔な場所となるはずです。勿論、全自動のシャワートイレで負担の無いような施設となります。暗く臭い不潔なトイレから、無臭で明るく清潔感溢れるトイレに変身します。私が使っているトイレと比べると話しになりません。

お寺はお詣りに来て頂いた人に安心と落ち着き、満足感と清潔感を感じ取って頂ければ私は幸いと思います。お寺は足らないのが普通でなく、足りるように心がける事がお寺の心遣いと考えて今まで来ました。春には枝垂れ桜の大木が新たに目を楽しませてくれれば幸いと思います。春は順に花が咲く事を考えております。水仙、枝垂れ桜、染井吉野、ツツジ、サツキ、花水木、アジサイ、・・・目の前に色々と浮かびます。
8/5
       酷暑 名古屋は37度
暑いの一言。明日は葬儀が数件入り時間調整をさせて頂いて一日を終えるつもり。今日も多くのお詣りがありお寺も忙しくさせて頂いた。今夜は早く休ませて頂くつもりです。

この間の世話人会の旅行写真をアップしますのでご笑覧下さい。
栂池 山頂付近 自然園内を歩く
 『おお牧場は緑 草の海風が吹くよ おお牧場は緑  よく茂ったものだ ホイ!
 雪が解けて 川となって  山を下り 谷を走る 野を横切り
 畑を潤し 呼びかけるよ 私に ホイ!』
自然園内の木道
歩きやすく草花や風穴が興味をそそりました
8月ですよ 残雪がありました
お寺で握ったおにぎりを頬張り 汗を乾かし
とても爽快です
世話人会の○井さんがリュックにスイカいれて持ってこられました
楠川の水で冷やしてデザートに頂きました
(ゴミは無論、種一つ残らず全て持ち帰りました)
黒部ダム駅
天気に恵まれました 大観峰にて歓声を上げる
大観峰にて まだまだ雪がありました
室堂から望む夏山 とても涼しく快適でした
室堂にてお昼 称名滝・・・殆どの方が初めて
大変感動されたそうです

8/4
      
暑いの一言。蝉の声は耳に手を当ててもういいと言いたいくらいに鳴いている。お寺の各僧侶達は暫くしたら始まる棚経(お盆の間に出掛けて上げるお経の事)の順路確認と調整をしている。私も伺わせて頂くお家の再確認作業を早くしなくてはならない。

最近の急激な都市化で少しご無沙汰をすると新しい道や目印となっていた建物の変化があり、慣れたお家でも下準備は大切だ。今は体力も気力もお山に登ったせいかとても気分が良い。自然の力って大したものだと改めて感謝した。

土・日曜日は初盆のお詣りやご法事で予定が一杯になっている。もしもの事があったらどうしようかと思う。ご不幸は何時起るとも言えない。心落ち着けて過ごす事のみを心がけよう。
8/3
      八方尾根登山
忙しくしていた。葬儀や初盆等のお詣りがあった。今度の土日は予定も一杯である。季節は酷暑の頃、ふと白馬へ登りたくなり車を走らせて夜遅くに帰る。天気は大町も名古屋も変わらないくらいの暑さである。八方のリフトを乗り継いで3時間程歩いて夏山を満喫した。

晴れたり曇ったりの天気ではあったが涼しかった。たくさんの登山者が尾根を歩き楽しそうであった。高山植物を写真に撮ったり子供を励まして登らせたり、色々でありました。第三ケルンの上あたり、丸山ケルン付近でおにぎりを頬張った。美味しかった。唐松岳までは雲が多そうだったので登る事は考えずに暫し涼風に火照った体を冷まし、晴れては曇る風景に目を遣り、時折お盆の事を思い出しては我に返り、本当の心の洗濯が出来た思いだった。

体は痛くもかゆくもなく、かえって自然の元気を頂いたような今のコンディションです。汗だらけになりハァハァ言って足場の悪い所から帰ってくるとまた登りたくなる登山。不思議な魅力がありますね。