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平成22年12月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
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■ 12/30 晴れ        寒い一日でした   
明日は大晦日。お寺のお正月準備もほとんどを終えました。明日は小雪?が舞い降りるような寒い一日となる予報が出ています。穏やかに越年をしたいものです。

今日は午前午後と色々な所用やお参り、その間をぬってお正月の準備をしていました。夕方、10年ほど前にお手伝いして下さっていた青年僧がお寺を訪ねてきて下さいました。彼は人望があり現在総本山金剛峰寺の官長猊下の随行を請われて二期の間なさっている方です。久しぶりにお会いする彼はハキハキとした青年の輝きと、様々なお寺関係での交誼で磨かれた経験が言葉の端々に伺う事が出来、立派になられた姿に心奪われました。静岡の実家に戻る途中であり長々と留めるわけにも行かず夜道の駐車場までお送りしました。

夕食を頂いてテレビをつけると年末の様々な番組がどの局でも放映されていて少々騒がしさをおぼえました。が、その中の番組で相撲の歴史を紹介する番組がありました。ササッと終わって再び賑やかなバラエティー番組に変わるだろうから少し見てみるつもりが延々と名場面を映し出し懐かしさと凄さにその場から立ち去る事が出来ませんでした。昭和から平成と相撲の力士の面々を眺めているとその頃を思い出し、不思議と元気になるような気がしました。コマーシャルは健康食品やゴルフ場の宣伝等、年配向けのコマーシャルが盛んに流れ、視聴者の年齢層を特定されている事を思うと、自分もその対象年齢になっている事に気がつきました。ハタと気がつきテレビを切って今年最後のhp更新をしております。どうか皆様、よいお年をお迎えください。来年もどうか宜しくお願いをします。健康で笑顔で毎日が過ごせますように。合掌
■ 12/27 晴れ           
あと数日となりました今年。本当に早く感じます。明日は一人でお参りに出かけさせていただくつもりです。大晦日の段取りも大凡付いて来ました。私自身、本日はお医者さんの受診日であり心残りでお医者さんへ出かけましたが恐ろしい程の混み具合でお寺に帰ってきたのがお昼の2時でした。

あれこれと環境班の方達がされた事にゴチャゴチャと記憶のみを頼りにモノを言ってしました。皆さん本当によい方ばかりで気持ちよく一生懸命で手直しや追加の準備をして下さいました。今夜は今年最初で最後の忘年会で私が幹事です。明日の事もありますのでノンアルコールで行くつもりです。では・・
■12/26       甚だ寒し     
予定が多かったですが何事もなく順調にお参り等が終わりホッとしております。年末の様々な準備をしなくてはならないのに気持ちばかりが焦り、不安を感じております。何故不安なのかというと基本を忘れいる事に気がつきました。私はお寺の行事には何事にも詳細に毎年資料を積み上げていているにも関わらずそれを記憶で成し遂げようとしている事で不安になっているのです。読み返せばあれもこれも全て克明に記述されているのですが、毎年の事だからと思い出しで行っていると定かでない事柄やすっかり昨年の事を忘れて抜け落ちている事もあります。やはり歳ですので焦らずに落ち着いて淡々と準備を行いたいです。

明日は環境班の人達が除夜の鐘のテントを建ててくれます。またかがり火の準備もして下さいます。私は明日も予定があるので夕刻、重いテントを三張り倉庫から取り出して直ぐにでも準備に書かれるように設置しました。またしめ縄や、お神籤の紐の準備、照明から電線の準備、鐘餅の御札の準備、かがり火の薪の確保と設置等を明日時間を見付けて始めようと思います。年末、色々と忙しいです。
■ 12/25 晴れ           
道路は毎年この頃になると大渋滞であり都心部は酷いを通り越して収拾不能な交通環境に陥っている。まるで洪水によって塞き止められ身動きが流木のようです。夜、お通夜に伺いましたが私は走る方向は全く問題なく動くのですが反対方面はどこまで走っても大渋滞でした。すれ違う大渋滞の列は、暫くしたら私が戻る方向となる道になります。この渋滞に巻き込まれない為の下見となった往路は、復路を変更する事となりました。ハンドルを持ちながら色々とイメージを繰り返して復路を決めました。

土地勘って言う言葉がありますがピッタリ当たって往路も復路も同じ時間で葬儀場を往復できました。時間に間に合うようにお寺を早く出たので葬儀場へは一時間も前に到着してしまいましたが、時間に追われて無理をして人様にご迷惑をお掛けするような事が無くてホッとしました。以前、遠方のご葬儀がありました。クリスマスの夜のお通夜、道路は雪で大渋滞を避けた高速道路からの迂回した車と、クリスマスの大渋滞がこの付近の道路は全く身動きが出来ない混みようとなっていました。お寺を数時間前に出たのでこの時もお通夜の少し前に葬儀場へ到着できました。兎も角、時間に追われる場合の大渋滞は本当に困ります。
■ 12/21 晴れ      今年最後のなな月参り     
あと数日したら今年もおしまいですね。今日は8名で今年最後の法会を終えました。お参りの方達は顔なじみの方ばかりであり新しい年を元気に迎えましょうとご挨拶をさせて頂きました。お参りやお願い事等色々な方が午前中多くお見えでした。

午後よりは大晦日の準備の為、環境班の人達と薪の準備、お墓の花殻入れの設置、夏用タイヤの収容等を様々な機械を使ってスルスルッと終えました。明日は午前中雨が残るのかも知れませんが予定が多いです。環境班の人達へのお手伝いが十分に出来ないと思う事が悲しいです。

薪ストーブは赤々と炎をユックリと揺るがせて穏やかな気持ちにさせてくれています。外は雨音が強弱を込め時折、ザザーット降っています。屋根の下で暖かい薪ストーブの有る部屋で、色々な事はあっても休ませて頂ける事を心底より感謝し、色々な事を反省し、すべき事柄に意欲的に向かっていきたいです。

「住職さん、忘年会は何時でやるんですか?」っと帰り際に僧侶達から質問されて師走だった事を思い出しました。こんな日々を過ごしている私です。健康を大切にしたいです。
■ 12/18 晴れ      
長く大変辛く感じる修行、四度加行及び傳法灌頂(でんぽうかんじょう)を終えた息子と一緒に高野山を下山させて頂いた。四度加行という名の行はとても辛く時間に追われ自分の時間が全くない辛い三ヶ月間、私が過ごした38年前を思い起こすと本当にご苦労さまでしたと声をかけたくなりました。「良い経験をさせて頂きとても感激した」と感想を述べてくれた。

傳法灌頂時には承仕と言う裏方を命じられ睡眠時間を削っての一時となったそうです。灌頂とは古来インドでの王位即位時に清泉の水を頭の頂きに注いで即位を行った故事に倣い仏の座位を得た証として様々な印相や真言を授けられて曼荼羅の上に花弁を落とし、諸尊と縁を結ぶ密教独特の儀式を経て一応の修行の一区切りをつけた事になります。「良い経験をさせて頂いた」との一言に息子の成長を心底より喜びました。

奥の院御廟前にて報恩感謝の読経を済ませ、奥の院墓前にて回向の読経を終えて晴れて息子を迎える事が出来本当に感激の一日でした。私は父のお手伝いが十分に出来ないままに父の他界を迎えてしまいましたが、元気でこのお寺が人様からあてにして頂けるように心がけて私の微力を伝えて頑張る所存です。今日は大変嬉しい一日でした。
■12/11 晴れ      
息子の修行の山場が終わり電話が有りました。「先ほど四度加行が上満(終了)しました」と安堵の声が電話の向こうから聞こえてきました。本当にご苦労様と言いたいです。私も18歳のとき、この四度加行を3ヶ月にわたり行いましたが。体力、気力、様々な配慮がないと終わらない四度加行をおえた息子に涙が出るほどに嬉しかったです。

「丸山さんのお寺と高徳院へ不動護摩札を作成しておきました」とこれまた本当に涙が出るほどの電話でした。丸山僧正に早速電話をすると「本当ですか?嬉しい・・」と声が詰まっていました。後数日すると伝法灌頂に入壇します。伝法灌頂は古来インドでの王位就任の儀式であり仏事の伝承の締めくくりと思っていただいて結構かと思います。灌頂も学修灌頂、また在家との縁を結ぶ結縁灌頂とか色々あります。灌頂を終えるとお正月のお手伝いにお寺へ帰ります。

電話口では元気で風邪の様子も感じられない満ち足りた声に今から40年ほど前の自分を思い出しました。今高野山は雪と寒さと安堵の感で満ち溢れていると思います。本当に有難く、亡父の事を思い出すと涙があふれてきます。本当に良かったです。嬉しいです。
■ 12/9 晴れ      
私がお世話になったお寺「高野山 大本山 寶寿院」の門主様法印昇進祝賀会の末席に伺わせていただきました。丁度私の息子もただ今そのお寺で御世話になっている最中の事、また私と同期の僧侶にもお会いできることを楽しみに伺いました。

大阪スイスホテルには400名を越す中西門主様のお世話を頂いた方々がお見えであり御立派な盛儀でありました。来年2月は法印昇進まで少しの時間がありますが大勢の方々のご祝福をお受けされてお見えでした。陰徳を積むというか、コツコツと何十年にわたりお弟子をお世話されてこられた姿が今日の盛儀となった感がありました。まだ18歳の私でありましたが私の名前までチャンと応えてくださった事に本当に感謝と感激を覚えました。

毎年70名ほどの僧がこのお寺を出られ数十年にわたる御世話をされたおられた事を思うとどんな意味合いで私の名前を覚えて下さっていたのか?。同じようにご挨拶に伺って「どうしてお前だけ・・」って席に戻って友人に羨ましがられました。

息子の直接のお世話を頂いている監事さんにもご挨拶をしたところ「元気で修行をしているからご安心を」と言われて内心ホッとしました。今日は高野山は雪との事、寒くて薄暗い高野山のお寺のことに思いをはせて宴席を辞しました。その様子です。
ご挨拶をなされる 大本山 寶壽院 「中西 啓寶」門主様 
鏡開き
祝賀会の様子
元寮監さんを囲んで・・・(みんな歳をとりましたね)
門主さんを囲んで
■12/5            
今日も予定が多かったですが何事もなく順調にお参り等が終わりホッとしております。明日はお寺の大掃除であり、環境班、瓦屋さん、僧侶と総出で大掃除になります。今日夕方より本堂内の大凡の仏具を本堂内に運び出して明日に備えました。何事も段取り次第でササッと終える事も出来るがダラダラと何時までも疲れが残る仕事もあり、この段取り如何で仕事の仕事の爽快感も変わってきます。

人にはそれぞれ能力がありこの段取り能力で様々な能力の差となってきます。しかしながら・・・廻りとの調和や仕事の流れの方向性を全く理解もしない、返って粗相から生じる後片付けややり直しが生じ始めてきたらこれはいつまで経っても、掃除に限らず、爽快な終了を迎える事は難しくもなる。明日も私はお参りやご法事がありお寺を空けなくてはならない。何事もなく帰寺したら笑顔で少なくとも本堂内の清掃だけでも終わっていて欲しい。
■ 12/2 晴れ      
午前中はお参り等がありお昼からは他のお参りもあり一日を忙しく過ごしました。ただ、あれこれと色々な仕事が少しずつしか済ます事が出来ないので何事も半分しかできないでいる自分にイライラしております。他にもイライラする事があるのですが自分を成長させて下さる事と思い直して我慢しています。が、人には私がイライラしている事が直ぐに分かってしまうのが私の至らないところであり、ぐっと我慢をしております。

今日も「住職さん、元気ないですね」と親しい方に言われた。あぁ、人は私の事を見ているのだなと思いました。他人に分かってしまう私の顔色、仏さまには既にお見通しと思います。月並みな言葉ですが神仏にお祈りして心の平安を祈ろうと思います。すいません、愚痴になりました。外は木枯らしでしょうか?柿の枯れ葉が風に吹かれて何処かへ飛んでいく音がしております。ジンと寒くもなってきました。冬期は気持ちも肉体も萎みがちになると言われています。暖かい日は外でお日様相手に食事をしたいと思います。