02 03 04 05 06 07 08 09 10 11
1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
2 2 2 2 2 2 2 2
3 3 3 3 3 3 3 3
4 4 4 4 4 4 4 4
5 5 5 5 5 5 5 5 5
6 6 6 6 6 6 6 6 6
7 7 7 7 7 7 7 7
8 8 8 8 8 8
9 9 9 9 9 9
10 10 10 10 10 10 10 10 10
11 11 11 11 11 11 11 11 11
12 12 12 12 12 12 12 12 12
名古屋の天気予報
-天気予報コム-

ブラウザをJavaScript対応に設定してください。

平成23年2月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
 ご覧下さい

カウンター
■ 2/23 晴れ      あるお婆さんの行方不明
ここの所、暖かい日差しが続き二月と言えども春のような陽気です。車に乗れば暖房どころか、冷房が欲しくなるほどのポカポカ陽気です。

昨日夕刻、或る公団住宅管理者から突然電話が入りました。「あのぅ、ご住職でしょうか?○○さんの緊急連絡先となられていますね?実はこの3日間、ベランダにお布団が干しっぱなしになっているのです」と言う内容でした。突然の電話でしたが「ハイその通りです。○○さんは全く身寄りが無く、私のお寺を本籍に移動し団地の鍵を私に預けておられます」

「恐れ入りますが一度お部屋の中を見て頂きお布団を取り込んで頂けませんでしょうか?」何となく管理会社の方の言われる事も理解出来るので「今夜はお通夜があり終わり次第に走ります」と返事はしたのですが・・・ でお通夜の葬儀担当の方に相談をすると「会社でなく個人的にお手伝いをさせて頂きます」と心強いご返事が返ってきてホッと一安心。先に葬儀社に帰って頂き、後を追うように私は車を走らせて件の団地へ到着しました。大型の懐中電気で外から見ると布団が干しっぱなしになっているのです。電気は点いてはいません。階段を上がりチャイムを鳴らしてノックをしても返事はありませんでした。

お預かりしている鍵を袋から出して鍵を回すのですが交換したのか?一向に開錠できません。共用部の廊下から台所小窓が無施錠となっているのでガラガラと開けると整理整頓が為されたお部屋が懐中電気の明かりの先に伺う事が出来ます。誰も倒れている様子やそれを推測させるような状況は一切無いのでした。事件性もないのに台所小窓を外して入る事も家宅侵入と言えば善意悪意は兎も角、事実として無断で入り込む事は遠慮して、葬儀屋さんと胸をなで下ろして帰路につきました。

今朝、昨夜の出来事をお話しをしたところ「○○さんは節分の時に来て豆を投げていましたよ。四国88カ所のお参りに出かけたいなとか元気の良い事を言っていたように思います」と○○さんを知っている受付の方が私に告げました。「布団を干したまま四国参りか?・・・」っと思っているところへ例の管理事務所の方から昨夜の様子を聞かれ、あるがままのお話しをして電話を切りました。

夕刻、再び管理会社の方より電話を頂きました。「昨夜、民生委員、警察官、地元の人で台所小窓を外して中に入ったそうですが誰もいなかったです。布団をしまい部屋の中に置いてある鍵を見付け一本は民生委員さんが保管し、一本は警察の方が施錠して新聞受けに落とし込んで帰ったそうです。そして今分かった事ですが、名古屋○○病院に入院して意識が薄れているそうです」との連絡を頂きました。昨夜私がお寺に帰寺したのは10時過ぎ、その後に確認を作業をされた、地元の方も民生委員の方も警察の方も、本当にご苦労さまでしたと思いましたし、また世間は無関心と言っても多くの人はそうではないようにも思えました。兎も角、昨夜より色々とお騒がせが私の周りに頻発しましたが、何も無くお婆さんの所在も分かった事でホッとしました。生きとし生けるもの、全て老化を迎え体力気力注意力が衰えます。みんなで気をつけて周りの人の事も注意を払う事の重要性を改めて考えさせられた二日間でした。
■ 2/15 晴れ      古書店に赴く
昨夜は雪が酷く降り積もるかと思いましたが幸いに雪は積もらずに久しぶりのお日様を拝む事が出来ました。先日より体調が余り良くなく今日も一日、不調でした。何もせずにいる事よりも少し表に出ようと思い、以前から気になっていた古本屋さんを訪ねました。名古屋駅の構内と言われても駅から相当離れている線路下の二階部分にその本屋さんは有りましした。迷いに迷って諦めかけた時に守衛さんに思い切って尋ねたら「そこの階段を上ってかなり歩くと有りますよ」と返事を頂き早速言われたとおりにお店を探しに行きました。

普通お店があると言う事は人通りがある事を想定しますが誰一人いない線路下のそれは長い長い廊下を誰も行き交う人もなく歩き続けてそのお店はありました。ノックをして入ると古書が本棚に展示され初対面の私に親しくお話しをして下さいました。本を売るばかりでなく史料の知識にも相当に詳しく古書店の店主さんに相応しい方と一時間ほど様々なお話しをさせて頂きました。特に尾張藩の歴史や家臣の方々、尾張一円の歴史、地方のお話し等多岐にわたり興味深いお話しを伺う事が出来て幸せでした。お店を出てボツボツと名古屋駅に歩いて帰りましたが、気分が重く体調が優れない自分が嘘のように足が軽やかになり散々探してたどり着いた古本屋さんの店主さんに親切にされて本当に今日は清々しい一日を送る事が出来ました。夜、帰宅して夕食後に久しぶりに一時間ほど散歩をしましたが、体を動かし興味を誘う事柄に頭を突っ込む事は、とても大切だな〜と思いました。以前から思っていた事ですが思い切って、或る教室に通って頭を切り換えて違う楽しみを味わってみようかと思いました。
■ 2/10 晴れ      夕刻より寒くなる
ホームページの更新が進まずにたいへん気になっていた。これだけのお手伝いの人が気持ちよくお手伝いを下さっている事を感謝すると共に、それなりに準備や配置を決めるにも少なからず神経を使いました。当日はお葬儀もありました。会館は隣の葬儀会館で行われて、葬儀終了後早々にお寺へ帰るとほんの一時間足らずで元のお寺に返っていました。

何処も此所も何事もなかったようなお寺の内部と境内。嘘のようなお話しですが本当のお話です。お世話人さん方が自分たちの家のように気を遣かい直ぐにでもお寺の機能が戻るようにと一生懸命でした。本当に感謝の一言です。私に至れば机とイスを数脚仕舞い忘れを片付けたくらいで本当に有りがたかったです。

先ほど娘が「お父さん、ホームページ更新した?」と尋ねられました。「今終わったばかり、見るかい?」と尋ねたら「どれどれ」っと閲覧を始めました。「おおぉぉ キレイだね」と言うので「何が?」と尋ねました。「黄金色が多くて見栄えがよい。これは外人が見たら喜ぶよ」と妙な返事をしました。「今からブラジルの友人にスカイプで教えて見て貰うよ」と言い出しました。スカイプとはネットが繋がっていたら無料で世界中電話が出来る無料電話のこと。私も国内でも外国からでもスカイプを使いましたが普通の電話よりも明瞭に聞こえます。障子一枚越しで話しているかのようです。娘が電話してきた時は本当に隣にいるようでした。今頃私のホームページは娘の友人から友人へと、イギリス、メキシコ、ソウル、ブラジル、ロシアとみんなが眺めていてくれるのでしょうか? 嬉しいやら変な気分です。
■ 2/3 晴れ      節分会
恒例の星祭り節分会が好天の下、盛大に行う事が出来ました。大変多くのお世話人さんの献身的なお手伝いと、お参りに来られた多くの方達から私に向けて下さった笑顔笑顔が、疲れも何もかも吹っ飛ばして下さいました。

12月から豆まきのお世話をコツコツとして下さった世話人さん。心の底からお寺のお手伝いをして下さった世話人さん。笑顔笑顔が溢れる本堂の中や境内。本当に幸せな節分会でした。何より好天を頂いた事も神仏に感謝申し上げます。様子をアップしますのでご覧下さい。
星祭りのお土産「福笹」を準備します
福笹は申込み一家に一本授与されます
台所では「恵方巻き」の準備でてんてこ舞いです
私は余裕ですよ!!
私もよ!!
本堂での御祈祷が始まります
豆まきが始まりました
私の太鼓に合わせて「福は内!!」っと三度大きな声で唱えます
別殿では御札と福笹、お豆を頂きます
恵方巻きを申し込まれた方はどうぞ!!
境内は七福神の行列を待っています
七福神さんと厄年の方の豆まき・・・お疲れ様でした
豆まきのお手伝いの総てのお世話人さん、
本当にご苦労さまでした。楽しく、心配でもあり清々しく今年の豆まきも終える事が出来たのも
お世話人さんのお陰でした。この場を借りて心底よりお礼を申し上げます。