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名古屋の天気予報
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平成24年3月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
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カウンター
■ 3/31        強風と大雨     
午前中、或るお寺の墓地へお納骨のお参りに出かけました。副住職は他のお参りに出かけていました。風は強風であり雨は横なぐりの雨で足袋も法衣も濡れてしまいました。東屋のような雨風を少しでもしのげる場所でお骨を袋に入れ、線香に火を点け雨の中を墓地の参道を歩みました。雨が溜まった場所はあちこちにありましたが傘だけは飛ばされないようにして納骨を終えました。再び東屋に帰ってお互いが声を掛け合いました。「この雨が降らないと桜は咲かないのだからね」と誰かが言いました。「何だか、映画のシーンを見ている見たい」と私が思わず言葉を発するとニッコリ笑って「ホントだね」と言葉が返ってきました。

色々と予定が多く備忘録の更新を気にしてはいましたが、桜チラホラの頃となりました。色々あります。工事の方には色々と気にして頂いて大変に良くして貰っています。今までの工事の中で現場もキレイでスピードも、工事の内容も費用がかかっている事がよく見えてとれます。基礎が出来て鉄材が組み上がり始めたらもっと、建設会社の方は大変かと思います。私も種々の大変を乗り切って今秋末の竣工に出来る限りのがんばりをしようと思っています。何も言わないのに御寄進とお金を持ってきて下さる方がお見えでもあり、多くの方に支えられて今の工事があると思います。本心で全ての事柄、ご縁に感謝を申し上げます。明日からは新年度、新たなお寺の1ページが始まります。
■ 3/20 晴れ        彼岸法会
暖かい日和に多くの方のご参詣を戴きました。境内はポカポカ陽気で、心配していた天候の変化もなく有りがたかったです。境内では世話人さん方がお出し頂く白玉ぜんざいが好評でした。お寺内では新たなパソコンの供用が開始されましたが慣れていないせいか?戸惑う事も多く、毎年お彼岸が終わるとホッとするのですが今年の彼岸は、事務方も含めとても気ぜわしいお彼岸でした。慣れれば大したことはないと思いますが・・・これがお盆となれば相当な負担となります。間違いのないお寺の運営を考えると相当のプレッシャーにもなります。目、歯、足腰と衰えを感じる毎日ですので負担を少しでも減らしたいのが私の希望で、負担を減らすつもりで気持ちが焦ると言う事は不安に繋がります。キチンと理解をして新しいソフトウエアー二慣れたいです。
お寺の台所 世話人さんが白玉準備です
白玉を一つ一つ計量して作ります
今年は紅の白玉を作りました
出来上がると茹でて準備します
本堂では多くの方がお参り下さいました
塔婆の受け渡し
外では白玉ぜんざいのお接待
お世話人様 お疲れ様でした
■ 3/17        真実 影絵の如し     
夕刻、私の携帯電話が鳴りました。メールを戴いたばかりの、銅器会社さんへご返事のメールと、写真に感心し感想をパチパチ打っている最中の相手先からでした。

戴いたメールの文面は今回建設発注した永代供養「瑜祇塔」相隣部分の鋳込みを請け負った青銅器会社社長さんからの当初受け取った図面への考察と、図面とのつじつまが合わないことの連絡であった。無論、四国二三番札所薬王寺さんの図面が基本であったが色々な銅器屋さんの請負計画図面の提示により少々、オリジナルの図面との間に僅かな差が生まれていたのでした。無論私も、その差は承知していましたが全てを、富山県高岡市の銅器会社を信用して、任してありました。「住職、相隣部分のスケールを積み上げ、見栄えを考えると薬王寺の採寸にしか至りません。これで鋳込みの準備を進めて良いか?」とのメールであり電話でありました。知らなきゃ、知らぬで進められる相隣の鋳込み。無論、銅器会社さんにとっては余分な費用に至る話を、敢えて私に電話を下さいました。神仏の冥助とはこの事で恰も「ふすまに映る影絵の如し」。銅器会社さんの慈善の心と、この塔を支えてくれる神仏、本尊様、先師様、私の知らない所の多くの方の支えが、本日のメールを戴く幸いとなりました。

野口英世のお母様ではありませんが、北さ向いては手を合わせ、東さ向いては手を合わせ、南さ向いては手を合わせ、西さ向いては手を合わせ・・・本当に感謝の夕刻でした。感謝の一言です。有り難うございました。本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
■ 3/16 晴れ      
他人が人を惚れて入れ込む姿を今日午後からお会いした方に感じました。彼はある国会議員秘書をされている方です。秘書と言えば私が直ぐに思い出すのが田中角栄氏の秘書、早坂茂三氏であります。北海道函館のご出身で東京の大学卒業後、新聞記者を経て角さんの秘書となり色々な書物を書かれた方であった。私もその一読者であり彼の本は殆ど読んだ覚えです。秘書の大原則は見ざる、聞かざる、口にチャックのガムテープと記されていた。今日来られた方の親分は元検察官であり一変して国会議員になられた方の秘書であります。議員の先生の素質素養と将来性、可能性、おそらく人物に惚れて応援する姿は、他人事ながら清々しい気分でありました。

「人間は一人では何もできない」と幾ら叫んでも振り向いたら誰もいないでは話になりません。人が付いてきて下されば何事も出来るのであろうが・・・・本日戴いた活動報告書、よく分からない事・・と言うより日常が違うことに違和感を感じましたが、一生懸命な姿を拝見してホッとした気分になれました。

もうじき彼岸法要があります。初詣、星祭り、起工式、春彼岸とお寺の行事や、多岐に渡った瑜祇塔工事の打ち合わせと諸官庁からの許認可、過ぎてしまえば、万事思い出であります。日一日と春が野に山に到来を告げております。枝垂れ桜も芽吹き始めてきました。生き生きとした春浅き自室ではソロソロ薪ストーブにもお別れが近づいて来ています。
■ 3/11 晴れ      震災一年
午前中は予定の大いに時間を過ごしました。
震災から一年を経て本日を迎えました。昨年の大地震時、私は柿の木の下で電気屋さんと立ち話をしていた事を思い出します。目が回り「○○さん、又私の持病のめまい症が出ました。気持ちが悪いです。ご免なさい」と言うと「あれ?私も目が回っていて気持ちが悪いんだがな〜。あれぇ!! 住職、電線があんなに揺れているので地震だよ」で初めて持病でなく地震と理解出来ました。家内が窓から「地震で大変な事になっているよ」と大声で私に声をかけ急いでテレビを見て驚いたことを思い出しました。あれから一年・・・早いものです。

永代供養瑜祇塔の案内文を作成しております。印刷屋さんと色々な業者さんを交えながら昨年から相談しているのですが全く進まないので気を揉んでいました。昨年「パーソナル編集長」という印刷屋さんが使うソフトウエアーをパソコンにインストールしていることを思い出し昨日から時間を見付けてせっせと作成し始め殆どを作り上げてしまいました。お寺には両面にカラー印刷が出来る、印刷会社の品質には劣りますが、紙さえ確りしていたらまったく素人が作った印刷物でもプロが作成した品物と変わらない印刷が出来るようになっています。何事も決心一つです。見よう見まねでチラシができあがり、再度種々の業者さんと打ち合わせを成して、正確で混乱のない案内物を作成しようとしています。

夕方、雅楽演奏家の方と会食をしました。来る瑜祇塔、落慶時には真言宗の深甚たる声明の音色並びに、10名ほどの雅楽・舞を奉納して落慶を迎えて、ご本尊様、弘法様、地鎮の神々、先師様、多くの有縁無縁の方々へ現世の幽玄の世界へお招きして共に充実した一時を迎えたく存じます。難しい事は山ほど有りますが、成せばなる成さねばならぬ何事も、成さぬは己が成さぬなりけりを心に深く銘じて、至誠にもとらぬよう、言行に恥じないよう、気力に欠けないよう出来る限りの行いをしたいと思います。

今、外はみぞれ交じりの雨が降っています。お昼はポカポカ陽気の気温で「今年最後の薪の運び込みだ」と自分が言っていたことに慢心を感じます。毎日に注意を払い確実を素とした日々を過ごしたいです。
■ 3/4 曇/雨       永代供養塔 瑜祇塔の起工式    
永代供養塔「瑜祇塔」起工式典をやっとの思いで執行できました。3月2日全ての許認可が役所より下りて名実共に起工式典を行えたことに本当にホッとしております。昨夜より、四国23番薬王寺様ご住職並びに副住職様のご来臨を仰ぎ、約80名程の来賓と当寺奉賛会、工事関係者の方々のご出席を頂き、雨にも当たらずに式典を挙行できたことを神仏、先師尊霊様方に心から感謝を致しておる毎日です。当日の様子をご紹介致しますのでご覧下さい。
地鎮祭 祈願文 流光院 丸山 雄弘 僧正導師
式典の風景
祭壇及び完成予想パース
五種類の供物は四方へと鎮められ地鎮の儀を迎える
各方面からのご出席を戴きました
御酒四方加持
洗米と紙片
海の幸
苅り初めの儀
手前 私  奥は薬王寺住職 今川 泰伸 ご住職
掘り初めの儀
穿ち初めの儀
無事 竣工祈願の焼香
僧侶  焼香
最後は私の焼香で終えました
直会の儀 御酒拝戴の儀の発声
春の園遊会 御用達 櫻正宗
(秋の園遊会は菊正宗)
アルコール分 未含有 桜の香りする白酒
竹筒は櫻正宗  ピンクの瓶は白酒
直会 会場の準備中
お陰で無事参会となりました