住職備忘録
2010〜
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2002〜2009
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名古屋の天気予報
-天気予報コム-

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平成25年7月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
 ご覧下さい

カウンター

当寺のご近所でケアtaxを為されておられます。ご紹介を申し上げます
CareTaxiれんげ

■7/30          瑜祇塔 金亀鋳造
瑜祇塔の最終工事で画竜点睛の意味がある金亀鋳造原型を富山県高岡市へ出向き打ち合わせをしました。色々と意見も出ましたが当初の形で鋳型の原型を作る事となり鋳造に着工する事となりました。大雨の中を中部縦貫道を通り高岡へ向かいました。夜は会社の方からの夕食を頂き多忙な一日を終えました。
高岡の彫刻家の方が原型を修正していました
原型は手前 茶色は粘土で修正案
群青色の濃淡色合わせや亀さんの目の形を色々と打ち合わせしました
■7/24          高野山 奥の院 お詣り
今年は7月も予定が多く ・・・本日高野山へ参詣に行って来ました。また本日はお寺の先師(歴代住職)の杉浦諦應僧正の祥月命日でありました。高野山奥の院を参詣後、先師さん所縁の巴陵院さんへ伺い本堂にあがり読経をさせて頂きました。その後、最近、銅板葺きを成された高野山のあるお寺におじゃまさせて頂き副住職さんと色々と苦労話や世間話をして一時、爽やかな気分で帰りました。帰り道、カーナビに誤誘導されトンでもない遠回りをしましたが何とか名古屋に帰る事ができました。本堂、銅板屋根葺き替え工事は8月に入ったら直ぐに開始されます。色々とありますが無事に工事を終えたいです。
お墓に到着すると直ぐに蚊の大群に囲まれました
蚊取り線香を7カ所にたき静かに読経をさせて頂きました
お経が終わる頃には日が差してきました
苔がきれいに、陽に映えて美しかったです
いつも掃除のお水やお花の水はこの付近の誰も近づかない
玉川と言う川の上流で取水してお墓まで持ってゆきます
■7/22 曇/晴          きゅうり加持祈祷会
土用丑のきゅうり祭りが終わりました。たくさんのご参詣を頂き、暑くもあり大変でもありましたが楽しく終えられる事ができました。多くのお世話人さんやお手伝いの方々のお陰と思い感謝の一言でした。当日の様子をアップしましすのでごらんを下さい。
ご祈祷の様子
住職からの直接のお詣り
ほうろく灸の様子
境内ではかき氷のお接待
今年、高価なミストを設置・・・・子供から年配者まで皆さん「ミストだ」と言っていたそうです
きゅうりのお札を挟みます
僕もお詣り お札をいれて身代わりになります
受付の様子 私たちもお詣り
■7/20 晴れ          効果のあった地熱冷房
明日はキュウリ加持の振り替え受付日であります。土曜日であり色々とお詣りがありましたが、たぶん準備は万端終わっていますので上手く行くと思います。今朝、瑜祇塔にて実際の気温と、室内の室温を計測しました。地中の熱を利用して瑜祇塔のエアコンの代替にする愛知県下のお寺で初めての試みでしたが、実際の真夏に運用するのは初めてであり、温度の実際を計測してみたかったのです。午前8時、瑜祇塔室内にて温度を測りました。8分ほど焼香の場所に設置して計測した気温と外部気温です。デジタル表示であり日時も気温の写真の通りです。何時も瑜祇塔にはいるとヒンヤリとします。電気のような涼しさはありませんが非常に清々しいです。導入設置の費用は電気エアコンと比較すると割高にはなりましたがランニングコストは相当に低く抑えられておりおります。トータルに見れば、お寺自体の電気もLEDに交換をどんどんと勧めましたので以前よりも電気使用量は減りました。お寺へも、社会へも低負担で優しい配慮のできるエアコンであり私としては満足をしております。
10分弱で24.3℃になります
私としては満足です。
基本的には地中の熱をファンで循環させる構造
(瑜祇塔室内にて)
外部に出すと十分足らずで34.4℃・・・
(瑜祇塔玄関前にて)
■7/19 晴れ          暑い一日
本堂の屋根瓦を銅板に葺き替えようと思います。平成8年に平葺き瓦から美濃耐寒本葺き瓦に修復を為してこれで本堂はもう安心と思っていました。ただ、元々の瓦は平葺きであり本葺きではありませんでした。過重であり、今後予想される地震やお寺の事を思うと銅板葺きにしたいと私は思っています。今現在、お寺の本堂瓦の総自重は60t弱と建設業者から言われました。銅板に再度変更して意匠を加えても3t程度との事。1/20に頭が軽くなれば相当に建物も楽になると思われます。毎度毎度、お金のかかる事ばかりをしておりますが・・・将来の事と安全の事を思うと銅板葺きであると私は思います。昨年に続き、私の一生も同じく、暑い年となります。下の写真は予想される屋根の図面です。

■7/16 晴れ          ミスト設置
本日は富山県高岡市へ出かけ瑜祇塔の金亀鋳物の打ち合わせを行ってきました。高岡市も大変暑く昨年、5本の相輪を発注する時を思い出しました。車を走らせながら昨年よりも今年の方が体力が衰えているかなと思う気分でした。昨年は非常に気力体力が充実していて暑さ寒さも感じる事がさほどに思っていませんでしたが・・・体力の続く限りお寺に尽くしていきたいと思いました。

お寺ではキュウリ加持の準備の一環で境内にミストを設置しました。大変な効果らしくてお寺の職員一同「大変涼しい、昨年と大違い」とそれぞれに感想を述べておられました。写真をアップしますのでご覧下さい。今年も暑い夏、キュウリ加持とお盆が来ますがお詣りに来られた方々への少しでも暑さ凌ぎができればと思い購入を決めました。ご笑覧を下さい。
単管で導線を作りました(数日前)
本日届いたミストのノズル ミスト(噴霧の最重要部分)
昨年までは水がポトポトと落ちてしまいましたが
お寺の環境班の人たちの大活躍
水を通しました
細かい霧が均一に出ます
たぶん相当 涼しいと思います
霧が細かいので濡れる事もないそうです
■7/13          靖国神社へ詣でる
先日、久しぶりに靖国神社へお詣りに出かけました。前夜は駒形の「どぜう鍋」を頂いてひさかたの夜風に吹かれました。東京は景気が良いと口々に皆さん言っていました。靖国神社には多くの参詣者の方お見えでした。私の父親は「靖国神社で会おう」と多くの友人が言って死んでいったと、大昔に言っていました。小学生の頃、学生の頃、見向きもしなかった頃、そして今、改めてお詣りに行く年齢となりました。

みんな死んだら仏、死んだ後は「鞭を打たない」が私の知っている日本人の原型であるように思います。深々と靖国神社社殿にて頭を垂れて明治維新から戊辰戦争、西南戦争・・・戦争を一度も経験しない国家を私は知りませんがともかく、亡くなられた方々へセミ時雨の中、お詣りを済ませてきました。ただ、会津の人々は気の毒でなりません。西郷さんも祀られていないことも教えてもらうと少し複雑な思いにもなりますね。
駒形 どぜう ネギとゴボウ
靖国神社
不思議に白い鳩だけが纏まって羽を休めていました
大山巌の銅像 
彼は西郷さんに命じられて京都と横浜の間を
鉄砲買い付けのため東海道を1年に24回も往復した言う
陸の大山、海の東郷 靖国神社にお顔が向いておられました
■7/12          暑い
例年の健康診断に出かけてきました。二泊の検診が三泊になるほどに相当に脅かされてきました。もう17年間の連続検診で看護士さんも先生方も検査技師の方も顔なじみです。ただ、毎年すぐに帰ると言って我が儘を言っていましたが或る科の或る先生から「今日帰る?じゃあ今回は少し言わせてもらう」と言って恐ろしい所見を言われました。直ぐにどうと言う事ではなく「今までの機器では発見できなかった事が今年から分かるようになったので」と一言添えられて相当に驚かされました。直ぐ帰る事を止めて今日、他の科の先生方から診断の報告を受けました。こちらは何ともなく済みました。

昨夜は何度も目が覚め、うつろな気分で先生の方のお話を伺い、逃げるように病院を後にして心配しながらバスや電車に乗って帰る内、段々と離れる距離が遠のくに連れて心配も薄れ、お寺に着いたら色々でした。葬儀もあり寺の皆さんにも迷惑をかけましたが健康に留意しなくてはならない事は第一です。瑜祇塔の塔と台座の下に昨年から依頼してた金の亀と波飛沫の原型が出来上がったメールがありました。或る石材店に依頼をして全く進んでいなく、鋳物に変更して試作の原型が出来上がりました。またしばらくしたら、暑い暑い富山県高岡市へ飛んで出かけて打ち合わせをしてくる事になると思います。お寺の用事も多く、今朝脅かされた病気の事も忘れるくらいでした。

金色の亀が波飛沫から顔を出す
唐招提寺蔵 国宝瑜祇塔
金色の亀の上に塔がのっている
この金色の亀がお釈迦様のご遺骨を 唐招提寺 ご開山された
鑑真和尚にお返しして唐招提寺の守護神となられた(唐招提寺伝)
全部で4組の金亀と波飛沫が瑜祇塔の周りを囲みます
相当 大きな金亀が載ります
胴体と納骨堂の四隅に祀られて瑜祇塔の本当の竣工を迎えます
四国 薬王寺様の 金亀(「こんき」と読むそうです)
■7/09          暑い日が続きます
梅雨明けでしょうか?連日暑い日が続きます。お寺の永代供養納骨堂は地熱を利用したエアコンを設備しています。地下2mの深さの場所は一年を通じて17℃と言う。その熱を利用したのが地熱エアコン、ジオパワー。半信半疑で連日利用していますが大変に涼しいです。毎日電気のエアコンであれば費用も機器の入れ替えも大変なコストを要しますが・・・・ファンを回すだけで後は地熱を室内に循環させて放熱をすれば後は涼しいだけです。お昼過ぎの瑜祇塔へ入って涼しさを味わってきましたが、涼しかったです。外は35℃近くの猛暑ですが・・・・瑜祇塔内は27℃くらいの涼しさです。先日は急に暑くなったので結露を生じましたが大変それだけ冷房の能力が高かった事とも言えます。次回は実際の外気温と室内温度を寒暖計で計測してアップします。設備費はかかりますがランニングや維持費を考えるとこれに勝る設備は、しばらくの時間がかかるかと思われます。
■7/01          高野山参詣
延び延びになっていた高野山のお参り、四国23番薬王寺様へご挨拶に伺いました。色々と私なりに予定が多く加えて、暑さのせいか?体が重くなり軽々として昨年動いていた事が夢のように思えます。昨年の今頃はお寺のパソコン環境を更新する真っ最中でした。目の前にはお盆やキュウリ祭りが迫り、瑜祇塔永代供養の受付が始まろうとしていて毎日、システムの打ち合わせと試行錯誤、改善案や新たなリクエスト、様々な業者さんからのオファーや面倒な打ち合わせ、法的環境の摺り合わせ等・・・多忙を極める頃でありましたが・・・・終われば終わったで塞翁が馬、今は思い出話にもなります。
さて今回の高野山参詣は或る人にお会いできた事も、突然でしたが幸いを得ました。スイスの方で長年、ラオスで教育ボランティアをされて居られる方でした。大変な情熱家で私とあまり歳は変わりませんでしたが、違った意味でよく似たところを持ち合わされて居られました。私もこの先、健康な内の数年間は彼のように異国で異国の子供達へのボランティアをしてみようと思い意を決して相談にあがりました。現地と高野山を往復され奥さんはイタリアにいて彼の一生は一つの哲学のように取り憑かれた信念を、情熱的に伺いました。私の夢のようなボランティアは本当に実行できるのでしょうか?医療の事、治安の事、国民性、物価、居住環境、社会制度の日本との相違、・・・色々と伺い参考になりました。知る事や探る事はパソコンがあるので大丈夫だと思います。自分の生涯で体力のある内に、夢のような事を思いついて実現に努力をしようと思っています。筆が転びましたね、今宵は。

平成16年4月建立の高野山 奥の院
高徳院 永代供養墓
苔生すようになり時の重みが、私に色々と語りかけます
花立ては私の特注品です
無量光院内のスイス人○○さんのお部屋
ラオスの僧侶の写真が本棚に置かれていました
ラオス国の心から教育の援助と必要性を私に説かれました
彼の言葉は私の心に通じました。東洋人には無い信念を感じました。