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平成18年2月分

■2/28 曇り        寒い一日
「明日から3月ですね」っと声をかけられた。本当だ、明日からは3月、春間近です。日曜日の家探しの件、たくさんの資料が揃った。何でも諦めずにシッカリ探すと希望の物件もたくさん出てくるモンと改めて思った。土地が100坪弱、建物290uで2750万円と言う結構な物件も出てきた。母屋は昭和50年頃の6LDKそれに最近新築した3LDKの離れが付いてである。車も5台も駐車スペースがある。幽霊でも出るんじゃないかと思うくらいの好物件でした。新築でも50坪前後で3000万円程の物件を集めてくれた。早速友人に連絡すると「希望が湧いてきたわ」と返事を頂く。私も高い高いで考えもしていなかった土地建物だがまだ探せば色々あるみたいだ。

先日六波羅蜜会堂で葬儀をされたかがお見えになり大変喜ばれた。「住職さん、数年前の主人の葬儀、祭壇だけで400万円要りました」と興奮して私にお話をする。「その時はそんなモンだろうと思っていましたが今回は先回の葬儀より豪華で立派であったにもかかわらずこんな費用で良いんでしょうか?」と真顔で私に尋ねる。「出し足らなければモット私に頂戴」と言い返すと笑っていた。費用もさることながら「町内の方も驚いていた」と私にすれば大変嬉しい言葉を頂いた。何も葬儀屋さんの邪魔をする訳ではない。当寺と関わりのある人に、寺としてできる事を応援するつもりで竣工させた葬儀場。評価は時間がかかるが着実に喜んで頂いた。

因みに今回の葬儀は当寺で一番高価な葬儀を行なって先回の葬儀の支払総額の1/5程だそうです。そりゃ喜ばれる。祭壇は比較にならない程の豪華さ、斎場も小振りながらホテルと同等の設備、先年支払われた費用を奥さんが考えたら複雑な思いになるはずだ。まぁ時間と共に評価される事をのぞむばかりだ。
■2/26        慌ただしかった一日
雨の中で葬儀を執行する。日曜でもあり色々とお寺も忙しかった。「実家の母のそばに家を建てて過ごしたいので土地を探して欲しい」と私に依頼をされた。初めてである。土地探しなんて。昔からの友人である不動産屋さんに尋ねたら後日チラシを持ってきてくれるという。彼女の希望は50坪の土地に4LDKの家が建っている物件という。予算を聞くと難しそうな感じがしたが、私も興味もあるので頭を突っ込む事とする。

午前中法事を数件お勤めさせて頂きお昼に葬儀を済ませ、午後より水子供養や回向を済ませ不動産の相談、その後初七日、会食とここ数日休んでいない。明日も遠方へ行く予定となっている。チョコット休みたい。この間、沖縄へ世話人会で行ったじゃないか!、あの旅行も結構気を遣い帰寺して数日はぐったりしていて今日まで来たので近い内に休みたい。でもお寺の予定はたって立たないのが現実。お彼岸の準備も道半ばである。
■2/24        寒い一日
午前中葬儀、午後より来客多し。

毎朝鶯の声が境内で聞くことができる。実は昨年本坊や客殿、境内に音響設備を施し季節季節の音色をさりげなく流している。今の季節、梅が便りと鶯の一声が待ち遠しい。と言う事で昨年求めた鶯と野鳥のCDを流し始めて数日。この私も鶯が本当に鳴いている様な錯覚に陥るぐらいきれいに自然に聞こえる。お寺で実際に鳴く鶯の声はモット大きいがスピーカーからは少し遠慮して「ホーホケキョ」と鳴いている。良いもんである。心も軽くなる。『酒飲めば 人の心も春めきて 借金取りも鶯の声』で気持ちも明るくお参りの方も気分が良いであろうと思う。あと幾日で本当の鶯の声が聞こえる事ができるだろうか?待ち遠しい。

実は昨年春よりこのうぐいすのCDを流し始め『これから毎日当分はうぐいすのCD を流そう』と言う事で鶯の鳴く頃だけに流していました。馴れは恐ろしいもので7月半ば、ふと気が付けば「ホーホケキョ」と真夏の早朝の境内に鶯の声が響き渡り、事務所の自分の机の前でフト聞いた時は飛んで行ってCDを止めました。毎朝当直が音楽を流していたのですが・・・後から考えても笑い話みたいな話ですが、冷や汗ものでした。

今年は5月始めまでを考えて流そうと思います。本物の鶯が来たら早速に止めますが聞き分けできるだろうか?
■2/23        旅行のビデオ映写会
世話人会親睦旅行のビデオ映写会を催す。お寺の斎場には大きなスクリーンが設置されている。世話人会のメンバーでビデオ同好会のキャリア十分な方が撮影編集した作品をみんなで眺める。楽しかった思い出が色々と蘇ってきた。

夕刻お通夜があるのでお昼前に映写会を終える。古戦場祭に琵琶を奉納演奏されたい方がお見えになられた。耳無し芳一でしが琵琶に馴染みのない私には、今川義元公の霊前にて琵琶演奏をするという思うだけでもその場の雰囲気が想像できる申し出に二つ返事で同意をして、関係の方をご紹介した。

色々な方がお見えで一日を終える。
■2/21        多忙な日
なな月参りの日。本日は葬儀があり早々に法会と法話を短時間になってしまったが終えた。世話人会婦人部の方は護符折に来られて先日の沖縄旅行のお話をしながら楽しそうに過ごされておられた。

最近夜明けが早くなり既に6時ではもう明るい。昨日から5時過ぎに朝のお勤めをし始めた。ホンの一時間ほどなのだがもうすでにこのhpを更新しながら目がショボショボしている。机上のCDからは心地よいハワイアンが流れている。色々と一日に色々な事がある。しかし忘れてしまって思い出せない。思い出せることはやり残した仕事だけで、今日の出来事を忘れてしまっている。それだけ平和と言う事だろう。おやすみなさい。六波羅蜜鐘の本日最後の鐘にはまだ半時程ある。
■2/20        合格おめでとう
友人のお寺の娘さんが某大学医学部に合格して保証人になって欲しいと本日来られた。大した物だ。寝食を忘れて勉学に励み合格の栄を得られた事を心からお喜びを申し上げた。ご両親は色々と心配もありこれからの事も、他人の私の手放しの喜びとは違った想いもお有りのように感じられた。
ご本人は官立の医学部を目指し、一生懸命で勉強をなさっておられる。とにかく夢を実現されて頑張る娘さんにエールを送りたい。医学部の保証人書に署名捺印したのは初めてであった。私にも名誉な事でもあり自分の喜びとしたい。しかし二人とも娘であのお寺、その継ぎはどうするのだろうか。親の複雑な気持ちの一端が感じられた。ともかくおめでとう、そして次なる合格をhpからお祈りします。
■2/18        寒い一日
夕刻、縁結びのお手伝いをした。縁は不思議なものでたまたまご紹介の運びとなった。

娘さんのお婆さんから良縁を依頼された私はふと知り合った男性をご紹介した。縁談は女親が大変心配するものだがお会いしたご両親同士はとても打ち解けた和やかな雰囲気の内に「大切にお育てされた娘さんをお嫁としてお迎えしたです」「はい、娘に意向を伝えてご返事させていただきます。有り難いお言葉に感謝申し上げます」初めて味わう和やかな中の厳粛な言葉の行来。嬉しくも有り親の真心の姿を味わった。ご縁があれば今秋かな?

午前中お参り等で忙しくしていたがこの間の旅行会の疲れで未だに元気不足だ。今宵も早く休む事とする。

しかし女親のお父さん、私のよく知っているお父さん、何だか気持ちがわかるような感じがする。奥さんがいなかったらお互いにシンミリしちゃうところだった。「まぁ息子が一人増えるような気持ちでいたら」と私は言った。「そうですね」と言って顔には『寂しいよ、どうしよう』と書いてあった。
■2/17        自動車運転記録装置 
前々から自動車の運転状況と前方方向の録画を万が一のために録画できたらと思っていた。「平成○年○月○日午前○時頃、▼と▲の事故を目撃した方は・・・」で始る状況目撃者探し、万が一にも事故が起きた時を考えて以前から装着を考えていた。

その記録装置は、これから普及していく物であり、タクシー会社等の限られた物しか無かった。また簡単な物から外国の警察が使うような高度なものもあった。色々と比較検討してその機器を選定して本日、寺有車で公道を走る事のできる全ての車に本日装着した。

この録画装置は事故が起きた時にセンサーが作動して事故発生時点の前後約10秒程、併せると20秒程の記録ができる物。機器に対して不安もない訳ではない。事故も物損も対人も自損事故も色々であり、何がセンサーに働きかけて事故と認識させ作動させるのか?私が一番気になっていた。 もし事故が発生しても記録センサーに感知させなかったら何もならない。

装着後、機能を見るために試走した。急ブレーキ、急ハンドル、車止め縁石に荒っぽく車をぶつける、色々と試す。小さな音で「ピッ」っと感知録画開始音がする。事故と判断して記録が始った音。手動でも録画開始を強制開始もできる。機能はフラッシュメモリーが機器に装着されて10回分の記録がとれる。センサー異常を感知すると何度も何度も記録が永続的にメモされる。

このフラッシュメモリーをパソコンにて解析するとスピード、ブレーキ、車の重心位置等が判別できる。30万画素程度の画像が約20秒間づつ10回分の記録として次から次へとパソコン上に現れる。デモ用の画像も見たが一旦停止無視の車や信号無視、無灯火の自転車、急な飛び出し、無理な進路妨害等の事故では状況をハッキリと画像で残す事が確認できた。

昨夜も外出したが、私も交通安全に一層気をつけた。それは自分の運転も、センサーが働けば記録される事となる。交通安全には昨日とは違って特に気をつけた。費用も結構かかったが安全にはかえられない。
■2/15        世話人会懇親旅行より帰寺 
今年の春季世話人会旅行は沖縄本島を巡り天候も幸いして皆さんと楽しい旅行ができました。沖縄は既に初夏のたたずまいで燦々と降り注ぐ南国の太陽の光は明るく爽快なものでした。木陰に入りそよ風に吹かれるとココが日本で、立春とは言え余寒厳しき本土と大違いの過ごしやすかったです。
「今年は春を二回過ごすことができるネ」っと私が言った。今、春を満喫し、お家に帰ってもう一度春を待つなんて良いよね。皆が「そうだね、もう一度春を迎えるなんて幸せ」皆さん大変喜んで恒例の旅行会を終えました。様子をご案内します。
第一泊目 かりゆしビーチリゾートホテル
夕ご飯は中華料理 美味しかったです
食後はロビーでサンシンの演奏 沖縄の音楽が旅情を和ませた
サトウキビ工場の見学 (翌日)
琉球村にて
変なおじさん お歌がとてもうまかった ハイぱちり
王様のご着席
わぁーハハハッ あの夜のお正月に訪れました
万座毛(まんざもう) 今帰仁(なきじん)城跡、、世界遺産の地
ビオスの丘で 舟遊び
JAL オクマホテル コテージのお部屋 美味しいお料理、きれいなビーチが印象に残りました
マングローブの散策 インストラクターの方が親切にいろいろ教えてくださいました
沖縄 最北端 ヘド岬 パイナップル 
パイナップル ワイン 飲み放題 畑の説明
薬膳料理?? 薬膳料理はアヒルの煮こみでした
有名な那覇国際通りの「公設市場」・・色々なものがありました
豚の「花ちゃん」でーーす (可哀そうでした) 牛中身・・・・
ヤクルトの選手が沢山いましたが・・・私は一人も分かりませんでした
琉球舞踊を見ながらの夕食
守礼の門(守禮之邦)
ガラス作りの体験
玉泉洞で琉球の踊りや太鼓を観賞
誰を食べようか? 私は駄目よ
私は平気よ!! 皆さん大満足でした(終わり)
■2/11        寒い一日  
生まれて初めてゲーム機を求めた。任天堂のDSと言う機械だ。子供が小さい頃に色々なゲームをしていたのは何度となく見ていた。アホらしいので触りもしなかった。先日、この任天堂のDSと言うゲーム機を初めて見て欲しくなった。

ある大学の先生がテキストに使っている脳を活性化する本がそのゲーム機に入っていた。実はその本を私は少し触っていた。体力を得るために運動に通い運動が終わると休息のテーブルで百ます計算や記憶の定かを確かめる、言えば中高年の脳を鍛えるテキスト、馴染みのある本であった。ストップウオッチを求めて決められた時間の内に色々な事柄を覚えたり書いたりして熱心に本をめくっていた。

ジムに行ける日とそうでない日がバラバラできて知らずの内にジムだけになってしまいその本はバッグの側の棚に現在ほったらかしにされている。そのホッタラカシにされている著者の本がゲームとなり本ではかなわない成績や時間や色々な事を記憶してくれて瞬時にその顛末が目前に現れてくる。そして偉そうにその教授が画面に現れて色々と言葉を並べる。一目惚れしてオークションで求めた。

人気があるのでしょう、定価よりもプレミアムが付いて6000円程高かったが求め、早速試してみた。貴方の脳年齢は相応ですと言われた時は嬉しいやら腹が立つやらで「なにくそ」で意地になってしまう。また一つオモチャができたが頭を使っているつもりだが土俵が何時も同じであれば何も変らない。今日手の中に入ったゲーム機で若返るつもりだ。できるだろうか
■2/9        寒い一日  
だいぶ日記をサボってしまった。この一週間はとても忙しくまた色々なことがあった。昨夜こそ日記を書こうとしたがとても書ける体調でもなかった。

春彼岸の準備が始まり色々な印刷物の準備が始まった。また書類整理も多く受け付けも僧侶も大変に忙しい。また葬儀も多く初七日や枕経、お参りの寸暇で事務処理をしているのが現状だ。また外部から色々なお知らせや事件の話を聞く。同じお寺でも色々だなーなんて思う。

先日当寺の六波羅蜜会堂で葬儀をした方が大変に喜んでいた。「先回、親戚から『以前、○○家は地の人間だ。恥をかくような葬儀はするな』と言われ、今回の葬儀は誰にも一言も言われなかった」っと満面の笑みで私にお礼を言われた。そして先回の葬儀と比べ本当にお値打ちで有った事も感謝の言葉を言っていただいた。段々と私の気持ちも解ってくれ始めていると思った。今日も多忙であったのでこれで休ませていただきます。おやすみなさい。
■2/3        節分会   
例年にない多くの方がお参りにこられた。大きな声で「福は内!」と豆撒きをする。老いも若きも皆な笑顔で「福は内!」楽しい節分会になった。また世話人会も充実してきて若い方もお手伝いに来ていただいて心強く思いました。以前は小さく高徳院世話人会と書いていたが段々と大きな文字で「世話人会」と書けるようになった。

昨夜のお通夜の方、LANは昭和基地では何とかなっても、船の上では当然と言えば当然かもしれないがネットカメラは使えなくてお辛い想いをされたと伺った。今日は各界の方が参列されて盛儀な葬儀となった。お若いのでお気の毒でも有った。

節分が終わり私どもが葬儀に出かけている折、世話人会では今度出かける沖縄の事が話題となり楽しそうに話に花が咲いていたようだ。集合時間は「お昼ごろダネ」と幹事さんが説明すると「早ければ早いほど良いからお寺に皆さん、早く約集合しよう」と一刻も家から離れて旅の気分を味わいたいみたいだ。今回の沖縄は本島全土を中心に見るツアーだ。当寺の世話人さん方はとても健康で有り難いです。
本堂でのご祈祷 大きな声で「福は内!」
境内に向かっても「福は内」 「私の御札は??」  「はいはい、これです」
恵方巻き
下の南天の葉を御札に差して玄関に貼る
美味しい恵方巻き
今年の恵方は「南南東」・・・皆に説明したのだが
皆さん向いているほうは北ですよ
お線香を立てて 女性世話人会の皆さん
お寺の厨房で大活躍
■2/2           久しぶりの快晴 寒い
明日の星祭の準備や確認作業を午後より行った。午前中はお参り等で終わってしまい初七日は丸山僧正に出かけて貰った。

今夜のお通夜のお経をつとめながらふと気がついた。お通夜の本来の喪主さんは今南極に出かけておられる。父をよろしくと昨夏に私に告げて暫らくして出航した。今日の訃報に接し居た堪れない事は身を自分に置き換えれば胸の張り裂ける想いだろう。そこで何かできる事は無いかと思い巡らしながらお経を読んでいてハタと気がついた。ネットワークカメラの事を思い出した。

プライバシーの問題でリンクを外していたのだが喪主さんの親戚筋に「ネットワークカメラを使って南極のご長男さんに葬儀の様子をお見せしたら?」と私の考えを伝えた。幸いにお話をした方もhpをお持ちで私のパソコン上で斎場の今現在の動画像を見ていただいて、遠地南極のご長男さんにお父さんの最期のお別れに何千キロ離れた場所からの参列のご案内をするメールを出していると言う。

こんな事がキット有るだろうと想定して無駄とも思える設備を施しておいて本当に良かった。息子さんもまさかと思おうはずだろう。南極にLANの施設が有る事を望むばかりだ。
■2/1           
午前中、来客多し。午後、世話人会開催。3日の星祭りの準備。簡単なリハーサルをする。受付係、誘導係、着せ替え係、恵方巻き準備係、色々な係があり諸準備でもまだ至らない所があった。

昨年の事なのだが忘れてしまった事や勘違いの事もありチャンと記録を取っておけば良かったと思う。記録はそれなりに書いてはあるのだが何せ自分が豆撒きの中心人物だから写真を撮ったり一々を記録する事が難しい。予断なのだが2/3には葬儀が2件ありとても心配だ。今年から男性世話人さんも少し増えたので気持ちとしては少し気が大きくなるのだが。昨年よりも多くお申し込みがあるのでそれも心配だ。

恵方巻きは女性世話人会の方が取り仕切って頂けるので安心。こちらの方は何度もお接待をしているので段取りが付いている。天気が良くて多くの方のお詣りを頂いて何事もなく2/3が終わって欲しい。