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平成18年12月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
 ご覧下さい

■12/31       大晦日
大晦日の準備もほぼ整った。午後より葬儀後のご挨拶にお越しになられ六波羅蜜会堂を大変喜んで頂いた言葉をうかがった。嬉しかった。

今年一年振り返るとお寺の中、特に本堂は大変立派になったと思います。永年の懸案でもあった大がかりな修復は師走までには落ち着いた。実はまだ少し遅れている仏具があり暫くすると届くはずでありもう一つの宮殿も今、修復中である。

トイレも特にきれいになりお使いになられる方全員から快適・清潔・温もりがあると一様にご評価を頂いた。反面、人はそれぞれで、立派にすれば色々という人もある。別に改修をしなくても十分使えるトイレを大変なお金を使って綺麗にした気持ちは、喜んで頂けたらの一心であります。

今年は父の27回忌であった。亡父が何時も眉間に皺を寄せて何とかならない物か思っていた事が叶ったという事は亡父の思いが、色々と後先になったが、実現させて頂いた事に亡父に感謝をする。来年も良い年で有りたいものです。大晦日の様子は新年明けたらアップします。皆さん、良いお年を。
■12/30 晴れ        寒気厳し               
午前中、2件の葬儀やお詣りをさせて頂く。ともかくしなくてはならない事が、時間も無いせいもあるが、多い。明日は大晦日、除夜の鐘を準備しなくてはならない。忙しい一日となるだろうが平常心で向かいたい。

今年一年、私自身は忙しくそして充実できた一年でした。来年も健康に気を付けて周りの人達と楽しく過ごす事の出来る一年としたいです。

留守中にお餅をたくさん頂く。軟らかくまだ暖かいお餅。hpを更新しながら一つ摘んでしまった。健康に気を付けてと口では言うのだが・・・餅を摘んで・・・来年が思い遣られます・・・とホホホ
■12/29 晴れ        寒気厳し               
午前中、葬儀をされた方、法事の方、納骨の方等多くの方がお見えになった。時間の調整が付かない時もありお昼過ぎまで目が舞うほど忙しかった。

午後からは何をしたんだろう?ともかくバタバタしていた。私の仕事は多岐に渡るが殆どと言っていいほどパソコンに資料を保存している。それを眺めてプリンアウトして配布したりして仕事の段取りをしている。昨年の資料と比較しながら見ていると色々な事柄が頭に浮かび出す。昨年の資料が土台となるので精度が段々と上がるような気がする。

今年の除夜の鐘も色々と考えを巡らして準備を整えている。ここの所に来て師走らしい寒さと忙しさが準備の気持ちをくじくが淡々と進めるつもりだ。お通夜2件、明日も忙しい。
■12/28 晴れ        夕方より寒気厳し               
午前中車のスノータイヤの交換をギリギリセーフで完了させる。境内清掃の方達も今年がこれで仕事納め。揃ってご挨拶を頂いた。

午後より年末の境内の設営を済ませる。本堂にいるととても寒く身が引き締まるより、足下から寒さが登ってくるようだ。流石は師走・・・あと数日で除夜の鐘の音が境内から響き渡る。

ホームページを更新するべく素材を借りているhpにアクセスしたら閉じてしまっていた。一日に数千件のアクセスがあり大変盛況なhpであったが・・・師走の頃の少し残念で寂しい感があった。


お歳暮を配り忘れているので今から遅れた年末のご挨拶に向かう。夜道は危険なので気を付けよう。
■12/26                
色々と慌ただしかった一日。師走の準備を準備し始める。例年の通りで手早く済ませておられた。午前中或る団体の法要を執行する。

午後より雨が降る。夕刻よりかなり激しく降った雨の中、世話人会のご都合の良い方のみでなばなの里へ出掛ける。雨のなばなの里はガラリとして先日、境内清掃の人達と出かけた時とはうって変わった静かさだった。

比較して言えば、満員電車と終電車の違いほどもあった。中華料理を食べて良い気分になりベゴニアの鉢植えがたくさん植わっている温室を鑑賞する。「きれいきれい」と二言目にはきれいの連発。

光のトンネルを潜る時はとても感動的であった。雨も降っているがきれいさは変わらない。おみやげ屋さんの中で体を温めてバスに乗りお寺へ帰る。

皆さん風邪を引かなければ良いのだが・・・各自自宅の近くまで私の運転でお送りした。次回は北海道、雪祭りとオホーツクのカニ料理が待っている。帰路のバスではその話しばかりが出て楽しそうであった。
■12/24       忙しかった一日
忙しい一日であった。丸山僧正が自坊の都合でお休み。葬儀もあり慌ただしく一日を終える。明日は枝垂れ桜の業者がお寺の場所と桜の植え込みの相談に朝早くから来ると言う。年末の準備も色々しなくてはならないし印刷物の打合せも気になって仕方ないがまだ収らない。

そうそう、お寺さん達と今年最後の忘年会に明日又参加する予定だがあまり遅くまでお付き合いできない。体が翌日辛いので早々とは言わないが程々で帰りたい。本心は健康維持のための夜の散歩を欠かさずに続けたいの一心だ。一日歩かないと気になり二日目には少々体がだるい。3日目になると健康が気がかりになる。でもお誘いも嬉しい。

先日入れたビジネス電話機の機器は徐々にお寺の中で慣れ始めて段々とその価値を発揮し始めている。何と言っても個人が持ち歩き内線も外線も全て山内では殆どのエリアで通話が可能。ここでは書く事が出来ないが色々な機能も揃っているので大変信頼のおける事務機となりつつある。

明日からはクリスマスの雰囲気からお正月の雰囲気へと衣替えをするのだろう。今年はクリスマスケーキを頂いたのだが知らない間に誰かに食べられてしまった。明日になると少しは安く美味しそうなホイップクリームのケーキが出回るのだろう。コッソリ食べてニッコリしたい。食べたら余分に歩く事ととなる。良いやら悪いやら・・・では。
■12/21 晴れ         今年最後のなな月参り       
僧侶9口(人)で丁寧なお勤めができて大変満足であった。一年経ってみればあっと言う間であった。

午前午後と色々あちこち飛び回って一日を終えた。夕方友人がきれいな鉢植えの欄の花を下さった。仲の良いご夫婦でユックリ話しをしたかったのだがお通夜があり、お話の途中となってしまった。お話ししていると電話が鳴り「今から一杯飲もう」とお誘いがあった。「今から私はお通夜ですよ」と言いやんわりとお断りをしたのだが「お通夜が終わったら来て」とまた言う。

たくさんのご参列があり白寿の天寿を迎えたお婆さん。とても優しいお方であった。8時過ぎに一杯会場へ出掛けた。良い調子でお酒を飲んで気が付けば11時前。早々にお店を出てお寺まで送って頂きバタンキューでした。

お寺さんと年末にもう一度忘年会、世話人さん達と近々になばなの里へイルミネーション見物、京都への所用もあり何だか気ぜわしい。身内にも年越しを危ぶむ方もお見えでありのんきにおられない年の瀬です。
■12/19 晴れ         やっと来た瓦屋さん       
ここ数日、色々な事があった。新しくお寺の電話を入れ替えたのだが操作を幾つか覚えなくてはならない事に振り回されてしまった。固定機の電話と携帯PHSと両方を利用同時に導入したのだが両方の利用は両方とも操作を覚える事となる。まぁ色々でした。

昨日は高野山へ参詣を済ませ途中大坂梅田で旅行業者さんからの相談事に対応してお寺に帰ったのは夜遅くであった。

遅れに遅れていた屋根瓦の清掃と保守点検がやっと今日完了した。龍神様のお堂の屋根の下りが修復の必要をしてきされた。また庫裏の屋根も修復を指摘される。庫裏はコロニアル葺きと言う平ぺったい瓦のような代物。剥ぎ取って捨てるのもアスベストが飛散するので今のコロニアルの上に防水葺きを施し、その上に桟を載せて瓦葺きにすると良いと親切に教えて下さった。そりゃそうだろう、アスベストの廃材処理は多額という事は報道の通り。早速見積もりをお願いする。出るばかりだ。

月例会議後大掃除と屋根掃除に取り掛かりサッパリとした。私は労働基準局や月例会議で決まった事柄の対応に名古屋へ出掛けた。

2時より葬儀場の写真撮り。4時より歯医者。5時より境内清掃班の人達と忘年会になばなの里へ出掛けた。普段だったら車もまばらなのに驚くほど大量の車が駐車場に止っている。見れば光のファンタジー・・青やら赤やらのLED照明で園内は輝いていた。人出も恐ろしいほどの人数。いつもの調子で来たのだが・・・・。食事は1時間ほど待ち・・・みんなに聞くと・・・・。

園内を一周すると皆さんは「凄い凄い」の一点張り。一時間ほど巡って再びマイクロバスに乗りお寺方面に帰ってきて近所のレストランに入って忘年会を済ませる。とても盛り上がりお寺に帰ったのは10時30分。お風呂に入ってお疲れ様で床に入りました。
■12/16         どんぐり銀行       
ご法事先で面白いお話をうかがった。ご法事のお家へは自動車でお邪魔するのですが、古い町で車が玄関近くまで乗り入れる事が出来ない。何時も近所まで行くと喪主さんが借りている駐車場で待っててくださる。

今日も同様でした。玄関までの道すがら『高徳院さんの境内には大きなどんぐりの木が一杯生えていますね』と話しかけてくださった。『はい、ドングリの木も多いです。あの実はたくさん落ちるのですが夜も昼も落ち続けますので、夜中はトタンや屋根に当りかなりの騒音ですね』とお応えした。

『実はこの間たくさんのドングリを拾わせていただき、ドングリ銀行に預けました』と言われた。狐につままれたようなことを突然言われ『ドングリ銀行??』とトンキョな声を上げてしまった。

『ドングリの実を拾い、四国に有るドングリ銀行へ預けて苗を育てていただくのです。希望すると拾った種で生えた苗を送って頂けるという銀行です』とニッコリ笑顔で答えてくださいました。

なんだか心温まる銀行とお付き合いのある喪主さん、お婆さんもとても笑顔の似合う優しいお婆さんであった。その息子さん達は皆さん穏やかな優しい方ばかり。ドングリ銀行の事を早速詳細を教えてくださいとお願いして玄関を上がりました。

私、住職はいまここの家のお婆さんが亡くなって本当に本当に寂しい気分で一杯です。私のことを大変に愛してくださったお婆さん、喪主さん初め皆さん、住職さん、住職さんと慕ってくださった方たち。そのゴッドマザーが亡くなられて本当にお参りに行くのも寂しい。

お経を上げて振り向けば涙しているご子息さんたち。私よりも年配の方たちで第二の人生を歩まれている方もおられる。良いお婆さんを慕う気持ち・・・・ドングリ銀行。

亡くなられたお婆さんはサツキのメイのアニメに出てくるお婆さんのような方だった。そう、トトロの世界の話を今日うかがい、心豊かな気分で午後から過ごすことができました。お婆さん、ありがとう。
■12/15                
電話機やさんが来られて色々と説明をして下さった。ヤット何とか理解でき本来の目的とした内容を確認できた。境内PHSのアンテナが数本建って声も明瞭になってきた。朝は次回の豆まきでの舞台の打合せを世話人さんとする。朝日に眩しく久し振りの太陽に心持ちよく境内で深呼吸。

午後からは友人が来られて色々とお話をさせて頂く。気が付けば瓦屋さんが来ていないので電話をすると「急用で来週火曜日に」となった。年末はどこもここも忙しそうだ。
■12/14                
明日は屋根瓦やさんが来られて、年に一度の屋根の大掃除。外れた針金を縛り直して固定し、ずれた瓦を元に直し、漆喰の剥落を修復してお寺の屋根全体を大掃除して下さる一日が予定されている。これは平成9年本堂屋根の大修復工事以来、屋根の保守管理が如何に大切かを思い知らされ屋根屋さんにご無理を言って毎年お越し頂いている。

『屋根は天気の良い時に修理する』と或る方が仰っておられたが正にその通りである事を本堂工事で嫌というほど教えられた。阪神大震災の翌年、本堂の屋根は雨漏りで痛んだ木材はその自重に耐えかねて屋根が落ちかかりました。瓦を捲るとそこにはシロアリの喰った軒裏や雨漏りでスカスカになった梁がその姿を現し、よくぞ今までと驚いた事を今でも覚えています。

毎年お越し頂く瓦屋さんは山門建設の折からのお付き合いのある瓦屋さん。本当は先週、その作業をお願いするつもりであったが雨の関係で明日となっている。明日天気になって欲しいものだ。掃除が終わると、大掃除も終了となる。ともかく今は忙しいの一言である。
■12/9        少し暖かいのかな        
朝のお勤めはとても気分が良いです。漆の香りとお線香の香り、古き香りと新しき香りの織り成す凛とした本堂の空気は感謝の気持ちが湧いてくる。

葬儀が明日ある。喪主さんは立派な方だ。詳細は記述出来ないですが六波羅蜜を行ざれている方とはあの方の事を言うのだろう。

奥様を亡くされて茫然自失となる今、六波羅蜜の具体的な教えをご存じなくても、立派に六波羅蜜の御教えを身に付けられておられる姿にただただ頭の下がる思いだ。

お通夜ギリギリまで事務仕事をなし、お通夜から帰宅して名古屋市内、岩倉、稲沢等々とお歳暮をお配りして年末の挨拶に伺った。お寺に帰ってきたのは夜の10時過ぎ。一日と手も疲れました。
■12/7                
きれいになった本堂内部の様子です。やっとアップできましたのでご覧下さい。またご参詣をお持ちします。以前は本堂の外からお堂をお詣りしてもご本尊様を拝む事は出来ませんでした。工事後はとてもハッキリとお詣りが出来ます。

本年は先代住職27回忌でした。先代の思いは何時も本堂の荘厳でした。不思議に先代住職の年期毎に色々な新築や修復等を重ねさせて頂いた。次回は33回忌、三の付く事業を念じている。
今年の暑い頃でした。仏具を京都から搬出に来られました。この厨子は江戸の初期の頃で
運び出す時にはボロボロで仏具屋さんも恐る恐るで搬出したそうです(後日談)
真新しくなった宮殿 台座・光背は修復
後は金箔の壁工事
内々陣壁の金箔工事
新たなるお寺の内々陣
正面より全体を写す


■12/6                
この二日間色々な事がありました。火曜日に何とか仏具が全てそろい搬入設置は全て終了した。満足できる修復内容であり本堂内も見違えるようになった。内陣には幾つかの宮殿があり修復可能なものを再度京都へ持って帰って頂き修復の見積もりを依頼する。持仏堂の本尊様弥勒菩薩の修復と鑑定を願う。「切金」と言う細工が随所に施され高い評価を頂く。修復の必要があるとの事であり見積もりを頂く事で終了する。

終了したのは良いのだけど本堂の内陣や他の仏具は本堂内部に所狭しと置かれ本日お寺の僧侶の全員の手により全て元の位置というか、模様替えした内陣に手際よく設置され直された。

突然弟が母の見舞いの帰途、お寺に寄ってくれた。色々なお話が出てお互いの肩を叩いて励まし合う。名古屋に投宿を奨め一杯飲む。息子も連れて行色々と今後の事も相談しながら会食を済ませた。お寺へ帰ったのは夜遅くであった。

本日夕刻、東京からの友人が尋ねて下さった。わざわざ尋ねて下さったので昨夜と同様に会食に出掛ける。山が好きであった彼は色々と昔登った山々のお話を目を丸くして語ってくれる。楽しい一時、あっと言う間に時が過ぎ車に乗って東京へ帰った。

世話人か衣の方達がお越し頂いて色々とお寺の仕事を進んで済ませて下さる。お詣りや外出から帰ると賑やかな声が聞こえる。有り難い事。新年は直ぐそこまで来ている事が実感できる。

新しくきれいになった本堂内部の写真は近々アップします。明日はお寺の人達との忘年会。幹事として遅参は御法度。早めに出かけはしますがこの二日間、一杯頂く機会が続きましたのでお酒は控えようと思います。控えられるかな??控えよう!・・・多分控えないだろうな。
■12/4        
今年の夏に修理をお願いしていた本尊様をお祭りする大きな厨子、一般的には宮殿(くうでん?)と言われるものが新品同様になってお寺へ戻って来た。持って行かれる時はバラバラであり大丈夫かとも思ったが立派に修復されて3ヶ月ぶりにお寺へ戻ってきた。

『いやぁー、ホンマは持っていく時大丈夫かと思うほどにボロボロでした』と仏具職人さんが仰っておられた。江戸前期の頃のものだそうで色々と墨跡もあるという。ご本尊様をお祭りする台や光背も修復してきれいになった。

本日は金箔壁の工事や柱の調整、宮殿が搬入される内陣の床の木材工事がありくくられたままであった。明日は他の部材や位牌棚も導入され一日多くの職人さんが出入りされる。

午後、除夜の鐘の世話人さんと打合せ、葬儀の方のご挨拶、セキュリティーの方との打合せ、他で一日を忙しく過ごす。星祭りの準備、年賀状の準備、鐘餅の準備、準備準備の書類の山を企画印刷発送まで一人で行なっているので頭がおかしくなりそうだ。明日は大掃除でたくさんの人が来られる。月例会議もある。電気屋さんも来られる。病院の紹介もしなくてはならない。お歳暮の発送やお届けのご挨拶にも行かなくてはならない。あぁ 忙しい。
■12/3       
結婚式場での法事を担当し名古屋市内まで出掛ける。初めての結婚式場の法事には少々戸惑った。何せ僧侶の控え室には「本日はおめでとうございます」と書かれ法事会場は金屏風が設えられておりその前に祭壇と遺影、位牌が祭られていた。

床は色柄の明るい配色、ボーイさんやメイドさんが食事の準備を今か今かと、読経の終わるのを待っているのが手に取るように分かる。終わると披露宴みたいな会食会。結婚式場を出る時は何となく、変な気分であったが、晴れやかに出る事が出来た。

冠婚葬祭の会社では冠婚が結婚式場から姿を消しホテルやレストラン、海外での披露宴に移動して大変静かである。葬儀業界も高額な葬儀が横行しまた常識化している。法事の会場もお寺より、設備も整ってイス席でエアコンも整っている結婚式場での誘導をされておられる。

お寺の人間として、壇信徒の立場に立ってお寺の運営を考えないとお寺離れになってしまう可能性が、今日の法事である。当の喪主さんはこの結婚式場に出入りする業者さんでお立場もよく分かる。他人事ではない、自分のお寺の将来を思うと切実にこの現状を良く理解する事が大変重要と思い、良い経験をさせて頂いたと思って一日を終える。

夕刻より忘年会に出掛け午後10時頃帰寺する。外は寒く師走の風はまだ少し優しさがあった。明日は夏に発注した仏具が搬入される。来客も予定として多く多忙が予定される。体の体調管理に注意しよう。
■12/2        寒くなる
段々と寒くなってきた。私は今、12/3朝の5時半、このパソコンに向かっている。お勤めが済んで一息入れています。北斗七星を仰いで「寒いなー」と白い息と共に一言漏らすと星が瞬く。季節はハッキリと冬になった。あと少しすると雪も降るのだろう。

最近高野山にお詣りに出掛けられない。高速道路が工事で渋滞が予想されていたので自粛していた。師走になって行こうと思っても色々と忙しい。予定も入っていて自由になれない。お詣りに出掛けたい。

毎年、年末に来年のご法事や種々のご案内をさせて頂く。星祭りのご案内や年賀状、墓地の関係や色々とある。年に一度のプリントアウトであり、詳細を忘れてプリントアウトに結構失敗もする。ミスプリントもたくさん出てしまう。設定ミスで無駄になって出てきた書類等は全てシュレッダーにかけて処理をする。これは全ての書類に関する事であり寺内部の規定で個人の情報が流出する事を恐れての処置。

年末は色々とご案内物が多くその作業だけでも大変です。パソコンの前に座って事務をする時間が増えて目も疲れます。また一貫しての仕事も色々と予定が入って失敗を重ね余計に時間もかかってしまいます。あと少しで事務処理の峠も越えます。

除夜の鐘の案内、鐘餅の案内と準備、点鐘の順番の札作り、かがり火の準備、世話人会との打合せ、星祭りの案内と当日の企画の詳細作り、人員配置、細かい事を書けばもっとあります。個人情報の保護や安全に事業が進むように企画する事は根気と熱意が若い人以上の努力が共に必要となってきます。目は悪くなるし頭は回転が効かない、判断に時間がかかる等々師走のこの時期、段々とさび付く元々悪い頭、悲しくも奮い立っている自分です。
■12/1        
師走の声を聞いた。寒いし気ぜわしい。大掃除も大分進んだみたいであちこちがピカピカになってきた。

午前中、デジカメと地図がリンクするソニーの機器を下見に出掛けた。名古屋駅前に出来た大型店舗へ息子と二人で出かけ色々とお品を拝見した。お店の中はクリスマス一色の雰囲気。繰り返されるクリスマスソング、売り出しの金切り声、たくさんの人出、どれをとっても師走の感がある。

来週は多忙である。本堂に仏具が二日間に渡り搬入予定であり、事務機器の電話機も便利なものに機種変更をするその工事が週の半ばに予定されている。また月例会議当日は会議後、大掃除がありまた屋根職人さんによる屋根瓦の一年に一度の掃除と大点検がある。他にも色々と予定が組まれていて10日の日曜日まで維持管理の予定でいっぱい。忘年会も二件ありお楽しみもある。師走ってこんなものなのでしょうね。

来週の5日は大掃除、各自分担の決められた大掃除は相当に進んできているが、全員一丸の大掃除はこの日だ。予備日が設けられているが5日で終わらせたい。一年こうして終わるんですね。来年も今年より良い年にしたいです。