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名古屋の天気予報

平成20年9月
平成20年度年間予定表

高徳院ホームページは引っ越ししました
新たなURLはhttp://www.koutokuin.jp/です。

■9/27        
涼しくなってきた。そして徐々にではありますが日没も日の出も夏のような輝きも力強さもありません。

毎年の秋のことなのですが・・・自室の外には柿の木があります。この柿の木には手を変え品を変えて施肥を行い実のなるのを楽しみにしております。ところがここ数年間は余り柿がなりません。それどころか青いうちに落ちてしまいます。柿は硬いままトタン屋根に落ちガーーンと静かなお寺の裏庭に響きます。そしてゴロゴロとトタン屋根を転がり落ち、鈍い音を立てて地上に落下します。

皆さんはそれしき・・・っと思われるでしょうがこれが大変なのです。真夜中、突然のドッカ〜ン・・・ゴロゴロ・・ドスンで何度も目を覚まします。木を切るには忍びないしさりとて睡眠不足も辛いです。それに以前のように甘くて美味しい柿ではないのです。何故なのでしょうかね?私が学校へ通っている頃の想い出は枝が折れるほど実り、どれを食べても本当に美味しかった想い出だけです。きっと木も歳を取ったのでしょう、また小ぶりでも良いから美味しい柿を食べれることを念じて、今夜は休みます。

寒くなりましたのでどうかお風邪なぞ引かぬようにご就床下さいね。
■9/23         秋彼岸法要            
好天に恵まれた秋の彼岸法要。春の彼岸法要は雨、そこへ私の入院騒動が重なり皆さんに迷惑をかけてしまった。

今日の法要はお参りの改良を行いお参りに来られる方へもお参りしやすく年配の方へもご負担にならないような参詣方法を工夫していただいたので好評でした。座ってご焼香から立礼式のご焼香に変わったので年配の方への身体へのご負担も軽減されました。多くのお世話人さんのお手伝いで本当にスムーズに終えることが出来て本当に感謝申し上げます。今日の様子をアップしますのでご覧下さい。
立礼式焼香
本堂での焼香を待つ檀家さんたち
お塔婆の受け渡しです
お接待のおはぎ
台所はてんてこ舞でした
お世話人会の方々様、お疲れ様でした。心より感謝申し上げます。
■9/22        
葬儀を終えてお寺に戻ると色々な方々が同時にお見えであった。

お一人は警備機器設置の会社の方でした。先日の落雷による機器リースの保障の書面に捺印を頂に来てくださった。私が落雷証明証をお渡しすると隣にお越しになっていた電気屋さんが『私にも参考に一枚コピーを下さい。とても珍しいものですね』と目を丸くしていました。

電気屋さんにお願いがありお越し頂いた。『これから落雷による機器の損壊をなくすため、遠くで雷鳴が聞こえたらスイッチ一個で通電をシャットアウトするように改良工事をして欲しい』と少し無理なことをお願いした。今回の落雷で幸いにお寺のサーバーやローカル機器は幸い無傷であった。通電を元からシャットアウトすればこのリスクは回避できる。サーバー自体は停電用バッテリーで機能を担保してあるのでこのシャットアウトには対応できるであろうと思います。

隣の部屋では友人が娘の結婚式の招待状と立派になった息子を連れて訪ねて来てお待ちだ。その場で出席に丸を書いてご本人にお渡しする。今度は子供達の結婚の招待状を交換する年頃となってきた。長男もソロソロ結婚すると言う。彼は横浜に居る。午後よりお彼岸法会の準備、葬儀の方との打ち合わせ、他に来客が多く落ち着かない一日を終えた。

テレビを回していると「お節、予約を受け付け開始しました」と気の早いコマーシャルを見た。あぁ〜一年が過ぎるのですね。外では虫の音が聞こえると言うのに。
■9/19        世話人会懇親旅行
延び延びになっていた世話人会懇親旅行が行われた。台風13号が気になり旅行の実行を決めるのにかなり腐心をしたが大満足の旅行になりました。

快晴とはなりませんでしたが傘は一度も使わず、北アルプス、戸隠山等を見渡すことができ、また万座温泉には世話人会一同大変喜んでいただきました。『九州、北海道と色々と連れて行ってもらったけれどここが最高』とお褒めを頂いた。

渋峠から横手山を上り下りするゴンドラ、善光寺参詣と限られた時間の中でユッタリ、シッカリと旅行を味わえまたパックツアーに無い自由な旅行が出来て良かったです。私はバス運転手に徹しましたので見学地を同行できないので写真はありませんが、スナップを所々アップさせていただきます。次回は10月半ば! 弟のお寺の大日寺へ行くことになりそうです。お疲れ様でした。
宿泊先 万座プリンスホテル
料理・部屋・温泉・・・・最高でした
白根山の湯釜(下見時の写真)
横手山のリフト(同)
横手山からの眺望(同)
帰りのリフト(同)
志賀高原の滝(名前は忘れました)
志賀高原で自然に噴出す自噴温泉
一湖を散歩する
昨夜は余りに楽しい夕食会でしたので、騒ぎすぎました。メインレストランでウエイターさんに注意されてしまいました。「予め騒いじゃうけど本当に大丈夫?」と尋ねたところ「お楽しみ下さい」と言われたので程々にしていたのですが・・・・周りの皆さん、ご迷惑をお掛けしました。
■9/17        
海を越えたアメリカから恐ろしいニュースが飛び込んできた。アメリカ最大の保険会社が経営破たんするという。つい先日、アメリカで老舗の証券会社が経営破たんをして金融不安が一挙に世界を駆け巡り、追い討ちをかけるように今度は生命保険会社。

一番迷惑がかかるのが保険金をかけたり、投資資金を預けてきた会社、個人である。負の連鎖、ドミノ倒しは何処かで止めないと行き着く所は世界恐慌である。期限付きではありますが一時的にも保険会社は公的資金で保障され、今後2年間をかけて資産の整理、事業の継続を図る企業努力をしなくてはならなくなる。日本のあのバブル時代の乱痴気騒ぎとその後始末で散々苦しみ、外資に美味しいところを全て掻っ攫われて未だに苦しみぬいている姿を見ているにも拘らず、あの頭のよい人々は危機感を感じていなかったんだろう。

元々、返済金が滞り貸し倒れの可能性が高い方々に高金利でお金を貸し、それに群がった世界中のお金。ハイリスク・ハイリターン・・・昨年サブプライムローンの発覚以降、証券会社は『スグに整理が着く、国が公的資金を注入する、もう終わった』っと威勢の良いことをいっていた。現実はテレビ報道でご覧の通りである。

所で日本では食物の安全が問われて久しい。雪印であっただろうか、相当以前から報道で追及され困りきった面持ちで記者会見する、会社の社長さん。会社は解散されるか合併吸収される。ずーーーーーっと同じような場面を幾度と無く繰り返し繰り返し、人と会社は変われど同じようなニュースを見ている。

個人のレベルであれば、飲酒運転、振込み詐欺、マルチ商法、霊感商法・・・・国から企業から個人まで同じ失敗を繰り返して懲りずにまた同様の失敗を繰り返しているように思える。懲りるとか他山の石として見据えて、何とかしなくてはと云う「責任感」は世の東西を眺めて希薄と云うより人の性癖とでも云うか、全く向上心が機能していないように思える。

その代表が戦争。この緊張、攻撃、報復、殺戮、破壊、絶望、復興・・・・このカルマ、因業か、何のために学問があり、何のために人は生きているのかを思うとアホラシクなってくる。この世に生を受けてきた以上はチャンとして、後世に語るに落ちることだけはしたくないものだ。少し指が転ぶが、もっと恐ろしい混沌は、自国の通貨量・人口・偽物と本物・政治と軍がバラバラになっていて彼方此方で恨みを買い続けている国の崩壊。これが現実になる事だけは止めて欲しい。法治国家と人治国家。愛国無罪なんて言っている場合じゃなくなる。その時は世界中が無茶苦茶になるだろうな。
■9/15 曇/雨         敬老感謝の日            
以前は「敬老感謝の日」と言っていたような覚えですがここの所の表現は「敬老の日」のみで「感謝」と言う文字が消えている。私の思い違いであろうか?

お寺は多忙でお休みなしで僧侶方は働いている。お参りも葬儀もありますが事務仕事や、様々な対応に時間を割いておりますので余計にバタバタしております。台風がゆっくりとした速さで日本に近づいて来ています。台湾では大変な被害が発生し明日くらいから日本に向かうという。この間からお寺は雷や水に攻められましたが、今度は台風。参りました。

お寺の木々はナラ枯れという小さな虫がナラの木(ドングリ)に入り込み、カビを増殖させ、木が水を吸い上げる機能を破壊させて枯らせ、いまお寺のドングリは絶滅の危機に瀕しています。長い目で見れば落葉樹の自然淘汰なのでしょうが・・・寂しい感があります。今日も葬儀後、六波羅蜜会堂から出ると今まで青々としていた場所のドングリが茶色く変色していました。『あぁ〜、あれもやられたか』でため息とともに伐採の計画を頭の中で考えてしまいます。

幹周り1m以上のドングリがドンドンと枯れて行きます。残念で仕方ないですが・・・。今度は常緑樹で広く大きく広がる木を植えるつもりです。マテバシ、クス、タブ、色々です。緑を護っていくことは大変です。
■9/13        
明日は中秋の名月の日。外では鈴虫がリンリンと盛んに鳴いています。物騒なお話をうかがいました。

お通夜が終わり控え室で寛いでいると「住職いる?」って知り合いの女性が入ってきた。「オゥ、久しぶり」っと返事をする。「私ね、チョッと今気落ちしているの」っと最初から深刻なことを言い始めた。「何があったの?僕、お通夜のときに何か失敗したかい?」って尋ねると「住職には関係ないことよ。実は泥棒にあったの。それもカードのスキミングで・・・・」 「エエェェ!スキミングに遭ったの。そりゃ酷い」っと彼女が一方的にその状況をお話始めた。

状況を箇条書きに要約すると
@ご夫婦でゴルフ場へ行き受付でカード決済をした
A貴重品をセキュリティーボックスに入れ暗証番号を入力した
Bゴルフが終わり帰宅した
C二日経って振り込みに入ったら通帳には残金が無かった
D被害届を出したら同じゴルフ場で同日に3件の被害届が出ていた
Eご主人のカードも被害に遭った
FコンビニのATMから全額払い出された
G立ち直れないほどガッカリした

以上の事柄を話された。恐ろしいかぎりである。一体、如何にしてこの事件が成立したのだろうか?それは以下の事柄だと彼女は言っていた。
1.ゴルフ場受付にてカード決済をするとき何気に暗証番号を打った
2.受付天井等にネットカメラがあり暗証番号を盗撮した
3.何者かがセキュリティーボックスを開けて使用されたカードを盗み出してスキミング後、もと在ったとおりに返却しておき気付かれない様に戻しておいた
4.即、スキミングしたカードと暗証番号を記して偽物を作り出した。
5.数日明けて引き出すことにより窃盗場所を曖昧にする時間稼ぎをした
6..コンビニのATMを数件わたりお金を引き出された
以上である。

情報化社会であり大変便利な世の中になっているが、悪党にかかれば『隙あれば』でカードも怖くて使えない。私もこの話をうかがって、これからはホテルや旅館のセキュリティーボックスを信じない事とした。そして暗証番号を打つ時には雑誌か何かで周りを遮って入力しようと思います。

「そうか、それは気の毒でしたね。まぁ、気慰みに旦那と一緒に一杯おごるから・・・来るかい?」っと尋ねると「住職、今度は私、メッチャ飲んじゃうよ。イイィ?」っと上目遣いで私を眺めた。
『そうだ!!この人、大酒呑みナンダ!!!ワワァァァ、どうしよう』まぁ、良いか。悲しいときに、うんうんと聞いてあげる、よく飲み屋にいるオヤジみたいに、頷いてお酌してあげて、ブチマケルだけぶちまければ、元の明るい「オバネイチャン」に戻れる事を祈ります。しかし恐ろしいお話であった。
■9/12        
残暑が厳しい。とても暑いです。ムシムシして過ごしにくいです。少し風があると涼やかなのでしょうが今日は暑かったです。午前中、月例会議を開きお彼岸法要や夏から秋への準備の打ち合わせ。防災の打ち合わせと再確認をしました。火事もあれば台風もあります。樋の清掃、側溝の清掃や詰まり抜きの点検もしなくてはなりません。

その後、県観光協会の幹部の方と打ち合わせを行い、その後、葬儀の会社方との打ち合わせを行う。バタバタして午前中を過ごす。午後より月例会議の議案に上った箇所の確認と作業を点検する。夜はお通夜に出かける。明日は土曜日で少々忙しい。台風が沖縄に迫っている。台風一過でスカッと晴れ渡って欲しいもの。嵐風去りて秋季改まり、一陣の冷気、身に徹して自ずから鬱然。秋も目の前に迫っている。
■9/11        世話人会親睦旅行下見
「住職、どこかへ行こう」と盛んに遊びに連れて行って欲しいような事をそれとは無く世話人会の皆さんから言われる。自分だけこっそりと出かけて暫く留守をしていたので遊んでいた事が、返って後ろめたいのだろう私は。「では、群馬県万座温泉に行こうか?」と数名の世話人幹部の方に尋ねると大喜びで「私、皆さんにご都合を聞きます」と響きの良い返事が早速に返ってきた。

本当は白骨温泉へ行きたいのだが目指す旅館はいつも満館状態で取れない。よって別の温泉地『万座温泉』へ出かけることなり昨日、バスを私が運転する都合上、ルートと宿の確認に出かけてきた。かなり遠いが行けば大変満足できる温泉ではあった。し・か・し・・・・泊まる宿泊施設が余りにも酷く、いつもエクシブ等の施設を世話人会で使うことを考えると、旅館の変更となった。食事や宴会の打ち合わせ。費用のこと、ルート、途中見学の下見等、遊びのつもり半分で出かけてきたがとても疲れました。帰寺すれば葬儀が複数も入っており早速に対応にかかりました。

午後からは評議委員会の方が先だってご葬儀をされた方をお連れして今後の相談と、県庁の部長さんとの面談の打ち合わせに来られた。帰路、桶狭間病院工事に貸した土手の悲しい手直し工事完了等言うので見に行くが、既に他人事となった仕上がりに己が人の善さに改めて情けなく思う

夕刻よりお寺の出入りの業者さんたちと懇親慰労の夕食会を行った。10名足らずの会食会。皆さんお疲れモードか? いつも私が想定し実行する会食会程には盛り上がらなかった。私も疲れていたのか?まだ時差ぼけがキチンと収まっていないのか?なんだか元気が出なかったので皆さんに悪いことをしたな、と思います。今日も色々ありました。明日も午前中は面談の予定や色々とあります。取り敢えず、お休みなさない。
■9/8        落雷証明
先月月末、ロシアモスクワ市内のホテルにて就床中の出来事。現地時間午前2時ごろ私の携帯がけたたましく鳴った。日本時間は午後9時頃。『住職さん、お寺の電気が全部消えました。何処を触ったら良いのでしょうか?』『・・・・・・??』。一体何が起きたのかを尋ねると凄い雨と雷が鳴り続けたの事。お寺では遠くで雷が鳴り始めたりゴロゴロ言い始めると事務所等の電源をコンセントから抜く事にしてある。

「まぁ、事務機器は安全だっただろうが停電か」と思いつつあれこれ指示を出す。外は大雨であり未だにゴロゴロと言っていると言う。帰宅した僧侶にも寺へ来て点検を指示したがどうしても電源が入らない。出入りの電気屋さんに電話しても全く通じない。まぁ諦めて明朝電話する事にして再度就床する。程なくして今度は時事通信の号外速報メールが入る。愛知県では水害が出るほどの酷い災害が起きているという。時差ぼけ初日に全く気の休まらない朝を迎えた。翌朝電気屋さんにすぐ来てもらうように電話をして日本時間で朝9時ごろには復旧した。一先ずこれで安心。お寺も異常個所は無いらしいので安心した。

帰国してお寺に戻ると色々と厄介な事となっていた。落雷により色々と機器がダメージを受けていた。先ずパソコンは大丈夫だったのだがローカルパソコンに繋がれているハブが調子が悪くなっていたので通電し直してシャキッとさせた。パソコンが動かないでは困ります。それからタイムカードが焦げ臭く作動しないと言う。加えて赤外線センサーの外周警報装置が鳴りっぱなしで電源を落として鳴動をとめていると言う。昨日警報機器の担当者に来ていただき見てもらうと基盤が飛んで、主装置も完全に壊れていると言う。がっくりであった。幸いこの機器だけはリース契約をしていたので何とか保険で保障が利くようだ。

落雷で逝かれた外周警報赤外線主装置

お寺の場合、リースにするメリットは余り無いのだが屋外の機器はリースにする事はメリットがあった。タイムレコーダーは買取であったので泣き泣きである。リース機器屋さんが『住職さん、落雷証明を貰ってきてください』と聞き慣れない事を言う。『落、落雷?落雷証明??』
パソコンで調べると国土交通省で発行すると言う一物。「公的機関は色々な事をするのだなー」なんて改めて感心するやら面倒くさいやらで一日を終えた。
葬儀場への途中、留守の折に葬儀を挙げた方へお詫びに出かけて挨拶をさせてもらった。『住職さんの顔が見えて良かった』と言ってもらってホッとしました。
■9/6        しばらくぶりです
相変わらずの暑さではあります。先月の月末よりロシアを訪問しておりました。時差は5時間ですが時差ぼけで一番しんどい時期に来ています。留守中に葬儀が数件有り先代の住職がお世話になった方もあり大変に失礼をしてしまった。お詫びを兼ねてお参りに出かけさせて頂くつもりですが時差ボケがかなりきついです。

訪れた所はモスクワのクレムリン、サンクトベテルブルグの美術館、夏の宮殿等でありました。ここの所のロシアはとても寒く夏だけの装いでは風邪どころか肺炎を起こす程、雪が降っても不思議でない程の寒さでした。今現在のロシアは好調な経済の裏付けによって文化施設や美術館、教会等のあちらこちらで大がかりな工事がなされていました。町の至る所はゴミも汚れもなく、公園では子供達が楽しそうに遊んでいました。ただ、治安はモスクワではかなり心配な状況でホテルの内外、向かいの道路、玄関両脇には、矢でも鉄砲でも負けない屈強な大男が睨みを利かせている程でした。

古都でありかつての首都であるサンクトぺテルブルグはそれ程、治安は悪くなく市民がユッタリと公園で寛ぎ町には活況を呈しておりました。400年程前から始まったサンクトベテルブルグの建設、先頭に立ったピョートル大帝が興した町。夏の宮殿やエルミタージュ美術館、多くの教会とそれは腰が抜ける程の美術品、世界の至宝が集められている場所でもあります。最後の皇帝ニコライ二世の亡骸も最近やっと家族と共にサンクトペテルブルグに埋葬された多くの歴史のある町を訪れる事が出来ました。延々とお寺を空けましたが驚きの毎日でした。
モスクワ クレムリン(右)と赤の広場 向こうには聖ワシリー聖堂
チャイコフスキーが白鳥の湖の構想を練った湖
向こうにはノヴォデヴィッチ修道院
エルミタージュ美術館 館内
サンクトペテルブルグ市内の公園で寛ぐ人たち
モスクワは治安が悪くてホテルからは一歩も出ることが出来ませんでした。
しかしサンクトペテルブルグは、注意する事は同じですが、宿泊ホテル近くの公園を
午後の自由時間で散歩しました。観光とは違う眺めが旅情を慰めてくれてホッとしました。
池の周りで寛ぐロシアの人たち・・・魚を釣ったから上げると言う親子、子供が安全に遊ぶ公園、
ふと思うに、躾の行き届いた人々が地に両足をシッカリと着けて生活をする
これからの大国ロシア・・・日本を思うに上滑りした文化になってしまった様な気がしました