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平成21年8月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
 ご覧下さい

カウンター
■ 8/20       
お墓施餓鬼が終わると同時にお葬式が2件入り僧りょの手配とホッとした気持ちの中に、お弔いをキチンとさせていただく気持ちが私をシャキッとして下さった。

葬儀後日、長い夏が終わり少しホッとしたくて乗鞍高原に出かけてきました。世間で聞かれた乗鞍高原に行くのは始め出てどの様な所か?色々と想像していました。快晴に恵まれた乗鞍は未だに残雪が残り山頂気温は14度程度でとても涼しく感じました。

山を下りバス停近くに来ると小さいなホテル「アルム」と言う可愛いホテルで会いました。従業員さんも皆さん一生懸命で心が伝わり温かい気分に慣れました。お店の前のデッキには大きなユウカリの樹が暑い太陽を遮り心地よい風を私の身体に吹きかけては秋の高原の良さを改めて教えて下さいました。

もう一度来よう! それも近いうちに・・と独り言を言いながら乗鞍を去りました。高山、ひるがの、郡上、岐阜と徐々に気温は上がりお寺に着いたら34度? 再び暑さに参りました。インフルエンザも地震もこわいです。少し落ち着いて暮らしたいものですね。
■8/16 晴れ        お施餓鬼法会 
当寺の今年のお盆はすべて滞りなく終えることができました。沢山のお参りをいただきとても有難かったです。


お接待の冷やしぜんざいは好評で「住職、こんな事する寺ないぞ」とか「美味しかった」とか色々であった。わたしはお接待会場の食器交換所に立ちマイクロフォンを持ち「セルフでお願いします。食器はこちらへ返してください」等々と説明役をしてお接待が終わるまでマイクを握った。

「住職、なんだか最近備忘録も何もかも元気ないね」っと声をかけてくださった女性世話人さんがおられた。「色々ありましたが・・・・何とかお盆を乗り切ることができ本当に感謝します」とご返事をさせていただいた。きっと私の最近を知ってお手伝いに駆けつけてくださった方であった。感謝申し上げます。

さて、当日の様子です。男性世話人会の方にカメラをお願いして写して頂いたものです。本堂での様子をご覧ください。
僧りょ入堂で法会が開始されました
お塔婆の授受の準備
住職の皆様への挨拶
■ 8/15       精霊送り
暑く長かったお盆も精霊送りを迎える日になった。今年のお盆は例年になく私にとって年齢を感じさせるお盆であった。色々と年始から様々なことがあり、このお盆を乗り切ることが私の最大の関心事でした。「例年のことでしょうから・・・」とお思いの方もおありかと思います。その通りですがたくさんの役割分担を今まではしていましたが、今年はその全ての役割を私が一身に受けなくてはならない状態であり、新着の僧侶は本当によく働き理解をして飲み込んで下さったと思いますが、私の注意力や集中力は加齢のせいか?相当に劣ってきたと認めざる得ない事が多かったです。

が、多くの方々の支えと古くからのお寺の僧侶の献身的責任感によりやっと8月15日夜を迎えることが出来ました。本当に感激と安堵の入り交じった一日を終えたいと思います。備忘録も更新がままにならないほどの多忙となすべき事柄の、確認・整理をしなくてはならない事、こぼせば尽きませんが、本当に何とかなって今日を迎えることが出来ました。私は今日、高野山の先師墓と納骨堂へお盆の読経を済ませて夕刻に帰寺しました。すでに高野山は秋の空気と夏の空気が入れ替わろうとするおもむきを呈してました。一年、本当にこの一年、まだ早いと言われるかも知れませんが本当にほっとしています。無事明日の御施餓鬼法要を終えて夏仕舞いをしたいです。今日の精霊送りの写真をご覧下さい。お休みなさい。
山門の送り火風景
持仏堂での受付風景
男性世話人さん 本当にありがとうございました。
参道に灯る送り火と 送り鐘を撞く梵鐘
本堂前でのお参り
お参り、ありがとう、○○さん(許諾を得て掲載)
■ 8/14       
お盆もあと一日で終えようとしている。私は午前と午後のお参りを済ませた。午前中、ご子息を亡くされた方のおうちへお参りに出かけさせて頂いた。このお家のご夫婦はとても明るいご夫婦でいつも私がお参りにお邪魔すると楽しいお話をしてくださる。とても素敵なご夫婦でありますが今から十数年前に優秀なご子息を亡くされた。今日も例年のとおり棚経にお邪魔した。

玄関を開け「こんんちは、お参りに上がりました」と訪ねるとそこには小さな子供さんが「はい、コンニュチュワ」っと目を丸くして迎えてくださった。おかしいな?ここにはこのような小さな子供さんはいなかったのに・・と思いつつお経を上げた。

「この子は?」っと尋ねると「里親ボランティアをしているんです」と思いがけないご返事が返ってきた。色々とご事情をお話くださったご夫婦。チョコンと座って私をじっと見つめる無邪気な幼稚園前の子供さん。私はこのご家族とお気持ちにどう返事をして良いかわからなかった。つまらないことは言わないでおこうと思いましたが・・・

「色々あるけど、また会おうな!!」っと何気なくその子供に言うと「うん」っと頭を縦に振ってくださった。なんだか何でもかんでも知っているような子供の目を見て、里親ボランティアになってくださった檀家さんに心より感謝を申し上げたい。相当の決心と博愛のお気持ちがなければ成り立たないことは理解できるつもりですが、実際に行動に移されシッカリと子供さんを受け止められておられた。本当に有難い方がお見えでありこの世の中、もう一度自分の周りを見直してみたいものと感慨深い一日を終えました。
■ 8/11       地震と台風
お盆参りも7日より開始され毎日運転手さんとともにお参りに出かけさせて頂いている。今年からは全てのお参りに車には最新のカーナビゲーションを付けてお参りしている。すばらしいの一言であり12mまで拡大できるので似たような道や町並みを記憶とカンを頼りに走るのとは全く違うナビゲーションに脱帽でした。とは言えあくまでも機械でありうまく設定や少々遠くても走り易い道を選んで走る、あらかじめ地図を頭に描かないとえらいことにも同時に感じた。

さて早朝に地震があった。朝からお盆のお参りに出かけさせて頂いているのでテレビや新聞を見ていない。相当にひどい状況はお参り先で色々と聞かせて頂いてチラチラと見るテレビで何となく理解できる。全国がお盆で大移動をしている最中での災害。今年は夏休みをまとめて過ごす人も多い最中の大災害。大雨と言い、本当にいやになる。

お寺でも地震は致命的な災害を与えることは全く変わりがない。そこで数年前に地震計予知のシステムを勧められて導入した経緯がある。地震発生後に起こる地震波を予知して数秒後に到来する規模と到達秒数を知らせるシステムを当寺は取り入れている。そしてその警報は境内、山中、建物にスピーカーの大音量が発せられるシステムとなっている。情報源は気象庁のホームページからの信号を受信してスピーカーに流れる仕掛けとなっている。

今朝五時過ぎ大声で「地震警報、あと震度4弱の地震が5秒後に到達します」「5・4・3・・・」とカウントし始めて「・・・1秒」と発したと途端に「グラグラグラグラ・・・」と地震がやってきました。

地震警報装置を付けて数年になり初めて来る地震警報。どうして良いか分からずじまいでただ呆然と聞いていた警報。他の僧侶もただ呆然と聞いてたそうだ。日頃から全く無関心でいて急にやって来る地震警報。一度、火災訓練以外にこの地震警報の訓練もしなくてはいけないと肝に銘じました。お盆で毎日お参りに出かけさせて頂いているので全く頭に入っていなかった地震警報。災難はいつやって来るか分からないことを改めて感じました。
■8/9 曇り         
早く更新をしなくてはと思いつつとうとうお盆のお参りが始まる頃となってしまった。本当に多忙でホッとする間がない。きゅうり加持が済んで初盆の家々のお詣りがほぼ終えた頃から棚経が始まります。明日からは運転手さんもお二人お見えになり僧侶三名でお詣りをさせていただきます。事故の無いよう、祈るばかりです。

お施餓鬼の塔婆も書かなくてはなりません。お盆の準備で本堂内のお飾りもしなくてはなりませんが10日過ぎまでは色々と本堂や持仏堂も使用しますのでギリギリまで準備が整わないので気持ちばかりが焦ります。