住職備忘録
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2002〜2009
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平成26年4月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
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当寺のご近所でケアtaxを為されておられます。ご紹介を申し上げます
CareTaxiれんげ

■ 4/28 曇り     大阪より帰寺 
大阪で檀家さんのお父様がお亡くなりなられ昨日葬儀を致しました。大阪の葬儀会館で有名な葬儀社で本日帰寺しました。高徳院も土日の中でしたが僧侶の方もご助法を頂いて無事昨日を終える事が出来ました。大阪の昼中は暑かったですが陽も落ちると肌寒くなりました。せっかく天王寺付近で宿泊したので四天王寺を参詣致しました。日曜日の夕刻でもご参詣の方は多く立派な伽藍に目を見張りました。丁度折良く古書の露天があり色々と見て回り古本を数冊求めて本日帰りました。本当は高野山へも参詣をと予定していましたが寒暖の差が激しいのか少し風気味であり、天候も下り坂との由、参詣を断念して以前から一度立ち寄りたかった「司馬遼太郎記念館」に立ち寄りましたが生憎休館日であり再度の出直しを期してお寺に帰りました。お寺に帰ると葬儀や種々の予定が入り、また入れ替わり立ち替わりで色々な人が訪ねてきたり、報告を受けたり・・・でした。歳のせいですね。今週も予定が多く健康に留意をしなくてはなりません。
四天王寺さんの古書市場・・・色々な古書があり大変楽しかったですが・・寒かったです
残念至極で再度必ず訪れたいと想います。色々な方々が訪れた門先にて。
以前、大阪、西長堀にお住まいだった団地も訪ねた事がありました。
■ 4/25     春の宵は千金の値  
過ごしやすい季節となってきました。お寺の境内には黄色のお花が咲いています。それも枝垂れて小手毬のようなお花です。成長も夏の暑さにも冬の寒さにも大変強く、ぐんぐんと大きくなります。名前は解らないのですが昨年郡上の植木屋さんから求めた物です。境内の受付の方へ多くの方が「この花は何の木ですか」と良くたずねられるそうです。雲南黄梅と言うそうです。来年は20本、既に予約を入れてあります。
黄色いお花を眺め、色々と工夫を重ねた水遣りで境内の木々は生き生きとしています。ツツジも花咲き始めツツジもつぼみをふくらませて来はじめました。比例するように雑草も頭を上げてきましたがお寺の境内は穏やかに空気が流れています。どういう訳かお寺は多忙で、僧侶は緊張と予定管理に追われて毎日を過ごしています。

■ 4/23     源平枝垂れ桃を移植  
先日、郡上八幡より100本近い樹木が到着して本日移植を終えました。「住職さん、今は山崎川とかで花見をしているが10年経ったら、ここは花見の名所になりますよ」っと最年長でお寺一の馬力の持ち主緒○さんが私に笑顔で話しかけてきました。私はこの備忘録で土方ばかりの自慢話をしていますがお寺の最大の仕事は「作務(さむ)」と言ってお寺を綺麗にする事が四六時中求められています。作務をするための服が作務衣であり、お経ばかりでなく廊下や境内を美化し、四季折々のお花や樹木を植えて参詣の方をお迎えする事も大切なお寺役割です。夕刻、土手の修復を次回の作業とする事になり簡単な打ち合わせをしました。皆さんのアイディアが実を結び作業もはかどる事は間違いなと想います。お寺や自宅をきれいにする事は大変楽しい事です。
世の中には色とりどりのお花がある物です
10年経ったら春を彩るお花で一杯になると思います
■ 4/17     横浜より帰寺する   
昨日の工事を途中で抜けて横浜へ午後から出かけました。町田市へ斎場を視察に行き昨夜は新横浜に宿泊しました。今日は朝より横浜市内の3カ所の斎場を見学して様々な問題点や建設業者からのアドバイスも受けました。とても疲れてお寺に帰りましたが石庭がほぼ完成していて安心をしました。明日は岐阜県郡上八幡より大量の樹木が来ます。数日をかけてお寺の境内に植えるつもりです。先日の春の一時の彩るだけの花々ですが寒い冬を越して花を付けて目を楽しませてくれる木を大切にしたいです。
■ 4/16     コンクリート練り機    
お寺の裏庭には石庭がありました。ありました?? 私が小学校を卒業する頃に出来た石庭です。同時に客殿も出来上がったのですが元々は畑があった場所を大型重機で掘り起こして客殿及び石庭が出来たのです。すぐそばには私達兄弟の私室が出来て親から少し離れたところに居を移した思い出の場所です。自分の私室から眺める石庭は大変に良い眺めでした。その石庭も踏まれて石が細かくなりまたコンクリートも割れて木の根が張り出して何時かはコンクリートでの修繕を想っていました。

それにしてもコンクリートを練るのは大変です。私も微力ながら若い頃からコンクリート練りは散々してきました。この度、オークションでコンクリートのモルタル練り機を格安で落札して環境班の人達と、飛び入りの檀家さんで大凡完成をさせました。ただ、砂がないので業者の方に2t運んで貰うように依頼して『明日入れます』と昨日約束をして貰っても、朝から砂が来る事はなく、夕方忘れた頃に届けられました。工事現場で砂を依頼して約束した夕方運び込まれたら、当てにしていた職人さん4人は朝からボンヤリと無為無策で過ごす事になります。私は、決断した事は、出来る限り、即時の実行を旨としています。ダラダラしていては何も決まりません。不都合や不義理となる事がない限り、よく考えて後は、即断即決が好きです。だから相手にもそれを求めてしまいます。出来もしない事は、私と約束をしない事です。

まぁ、環境班の人達は自分たちで判断し、自力で汗と労力を費やして石庭の9割を完成してくれました。
大活躍のモルタル練り機 中古です
一日でここまで来ました
■ 4/7     花の、花についての、花の写真を頂きました    
当寺へお勤め頂いている方が撮影された春の写真です。この方の「花の、花についての、花の写真」です。
以下の写真は全て高徳院の4月の風景です。
本当に60年間 住職として頑張ってきて良かったです。
来週には100本近くの枝垂れ梅、黄色い枝垂れ何とか、白・赤の桃の木その他色々が郡上より到着します。
石庭の改修も目下、目処を付けつつあります。身命を惜しまずお寺の景観に努力します。
■ 4/7     花の、花についての、花の想い    
先日の朝の事であった。朝のお勤めを終えて櫻の様子や昨年たくさん植えた源平枝垂れ桃の花の様子を見に境内に出ました。大変綺麗に咲き小さいながらも紅白の桃の枝垂れた花の様子を見るととても嬉しくなりました。桃は成長が早く消毒、施肥年三回、草取り、竹炭、空気穴の穿孔作りと色々と思いを巡らせて山門まで降りると年配の男性に会いました。会釈をして彼はお詣りに、私は竹藪や花の状況を眺めてウロウロしていました。お寺の玄関先とも言うべき山門と築地塀は100m以上もあり竹林や植樹した木々を確かめながら再び、山門を登りました。

山門からできたての本堂や櫻の様子を見ると今から34年の歳月を思い出さざるを得ませんでした。ふと池の方を見遣ると先ほどの老人がこちらに歩いてきます。「あれ、また逢った。」っと想った時、事も有ろうに源平枝垂れ桃の紅白の枝を折ってズボンの後ろに隠しているのです。現行犯ではありません。落ちていた物を拾った、とでも良いわけも出来ますが・・・・本当に悲しい思いをしました。早速、業者の方に「枝は折らない、持ち帰らない、住職」と小さな看板を20枚作って頂き「お花を折らないで」と看板を立てました。これでもダメなら世も末だなとも想いながらの作業でした。

今日、参詣の方より「枝を折らない 持ち帰らない」は「折角の綺麗な雰囲気に水を差すようだ」と人を介して言われました。「折るな」と書いても花を折ったり持ち帰ったりするのは「平気」だから・・・と言われると複雑な気分となりました。私は良く人に言うのですが「モラルと善悪は人によってバラツキがある」と知ったような事を言っていたのですが・・・でも、私が場所を見つけ、苗や木々を求めて、自分自身で植えて、育てて、手入れをして、その果てに持ち去られて黙っているのも我慢の内でしょうか? 花は綺麗に咲いている事を知らないでしょうね。世の中を大切にすると同時にお花も大切にしたい物です。
■ 4/4     お寺の春風景 
■ 4/3     亡母 一周忌    
とても良く晴れた日でしたが寒かったです。昨年の彼岸会は暖かく穏やかでしたが今年は底冷えがしました。本当に多くの方のご参詣を頂き、寺側も細心の注意とミスのない準備を毎回経験しているので、何とか無事に終える事が出来ました。当日の様子です。午後より新斎場の工事打ち合わせで午後も色々と予定が多かったです。
天気はとても良かったです
■ 4/2     郡上八幡・恵那   
今日は予定も少なかったので郡上八幡と恵那市へ行って来ました。郡上八幡には何時も通っている植木屋さんをたずねての事でした。源平しだれ梅、桃の木、ろうばい様々な木々を注文して辞してきました。近々の内にトラックで樹木が届きますので環境班の人達と植えます。あと5年経ったら大変見事なお花が咲き乱れ、10年経ったら大きく育った木々の中で、花を愛でて自然を楽しんでくれるお詣りの方の目を楽しませてくれると信じて求めてきました。
その後、パスカル清美から馬瀬峠を越えて下呂に入り中津川を抜ける途中から恵那市へ向かいました。境内に著名な方の記念植樹の木々があり銘板を作る予定の下見に行きました。数ヶ月後に境内には色々と銘板を建立する予定です。
■ 4/1       高野山参詣
高野山奥の院御廟、及び高徳院納骨堂へお詣りを致しました。前日、和歌山に宿泊して数年前の息子が高野山へ旅発つ前夜の風情を改めて思い出しました。それは花冷えのする徳川御三家の一つ和歌山城を巡った思い出でした。御城の門をくぐるとライトアップされた櫻が目に飛び込み、あちこちで花見の宴が繰り広げられ、夜店の明るさに誘われるようにお城の中をぶらりと眺めました。寒かったのですぐに宿泊施設に戻り入浴して休みました。4/1朝から良く晴れた紀州路はいつもの道でしたが桃が咲き誇り目を楽しませてくれました。高野山に到着して御廟前に向かうと・・・当寺の僧侶の方が読経をしていました。「おぃ、○○君」と声をかけると彼も驚いた様子で「あぁ住職さん!」でお互いに笑顔で挨拶しました。彼は久しぶりの連休で高野山に参詣に来たそうです。私は毎度の事のお詣りで、二人で御廟前と納骨堂のお詣りを致しました。その後、彼が学生時代にお世話になっていたお寺を二人で来訪してご挨拶の後、彼は大阪立ち寄りとの事でお別れしました。「明日夕方、チャンと出勤してね」と私が念を押すと「はい」と言ってその場でお別れしました。
夜の和歌山城の門
賑わう露天商
紀ノ川沿いの桃の畑
二人で納骨堂を掃除しました
何でも二人で掃除をするとあっという間に終わります
高野山開創記念事業 中門復興現場での仮設ばらし
檜皮葺の昔ながらの姿が見えてきました