住職備忘録
2010〜
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2002〜2009
02 03 04 05 06 07 08 09
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平成27年8月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
 ご覧下さい

カウンター
■ 8/19       境内のドングリ大木を倒木
先月のドングリ大木の道路倒壊事故以来、多忙で止まっていたドングリ大木の除去を数時間手伝いました。お寺には新たな重機が一台導入され6tも有るユンボですので相当過重の生木でも吊り下げて安全に伐採ができるようになりました。境内山中に野積みされたドングリ伐採の大木除去材は一杯あります。自然は眺めるだけ楽しませてくれますが必ず手入れをしないと無秩序な美林ではあってくれません。私のように子供の頃から山仕事や掃除を重ね暑いも寒いも根を上げずに来たような人間には手入れは楽しみですが・・・興味本位だけではとても自然相手では敵いません。重機や種々の機械、それを使いこなす人材があって、自然は秩序を美として眺められるのだと思います。
明治の軍人がこの様な事を言われておられます。「成敗は天に在りといえども人事を尽くさずして、天、天と言うなかれ」・・・運命は初めから決まっているから運任せは無責任な人の言う事、人事を尽くして天まかせであれと言う意味と、私は解釈をしております。自然の木だからでは済まされないのでお寺の緑を、人事を尽くして手入れをしております。
■ 8/18       高野山参詣と納骨
昨日、3時頃お寺を出て和歌山に宿泊しました。お盆も終わり葬儀もありましたが諸般の事情で本日納骨を行い高野山墓所のお詣りも済ませました。例年の事ですが古戦場祭りを終えたらあっという間のお盆が過ぎてしまいました。秋のお彼岸の頃には午後6時頃は暗くなります。一年は光陰のごとしです。瑜祇塔が建立されて本年で丸3年になります。あちこちへお礼に出掛けて感謝のご挨拶をしたい今日この頃です。
6月以来の高野山でした。すいません、お詣りができなくて
すっかり苔生してしまいました。
■ 8/16 晴れ       施餓鬼法要
沢山のお詣りを頂きました。瑜祇塔内も多くのお詣りを頂き境内は人・人・人で溢れかえりました。これからの人出が予想される日時は時間調整を考慮しなくてはならないようにも思えました。ともかく、無事にお盆を終えられた事を感謝してこれからも慎重に、配慮を行って過ごしたいと存じます。明日はお通夜がありまた、高野山へもお詣りに出掛けなくてはなりません。本当に注意してお寺の先祖の方へ手を向けて合掌し、健康に留意して過ごしたいと思います。盆供養施餓鬼法要の様子です。

かき氷も大盛況 二台のかき氷器もフル稼働
■ 8/15 晴れ       精霊送りの送り火
今年で私は住職35年目となりました。30年ぐらい前に三重県のローソク屋さんが精霊送り火を焚こうと親子揃って鈴鹿から手伝いに来て下さいました。当寺ではその頃精霊送りはあっても「送り火を焚く」行事を行っていませんでした。砂利の境内に沢山の和蝋燭と洋蝋燭の中間の品質のローソクを立てました。真っ暗闇の境内の一部に揺らぐローソクの事を未だに覚えております。翌朝、境内の砂利は燃えかすのローソクが固まり除去するのに大変でした。カップローソクを奈良県の業者さんが持ってこられてこれを使おうと進めて抱く際ました。小さなカップローソクですので風が吹いたら飛んで行き火を消すの一苦労しました。収集するのも大変でした。
送り火を「素敵に行いたい」私の気分は持続的に工夫を考え、参考となる物やアイディアにつながる思いを何時もしておりました。灯籠で一番大変なのは、灯籠自身の自立式、安全・安定性、軽量性、簡便収集、簡便簡単収納です。年に一度の灯籠は暑い最中に準備、搬出、設置、着火、設置、消火、収集、清掃、収納とこれだけの作業を一人で終えられる事が求められます。私なりの精霊送りは、例え私一人になっても一時間で準備、30分で収納できるよう、今ではお手伝いする方も大変楽になりました。永続性のある伝統行事、体力の消耗する真夏の行事は今では以前に比べると大変にスムーズに始まり終える事ができるようになりました。


■ 8/11 晴れ       お盆参りの連日
「この暑いのに有り難うございます・・・」お盆参りに伺うと玄関で一言ご挨拶を頂きます。朝からお詣りに出掛けている僧侶にとっては既に暑い事は忘れていると思います。予定の時間を前後してお参り出来るか?交通渋滞はないか?事故の無いように・・・色々な思い出お詣りの車中では考えている。私のお寺はもう30年ほど前から派遣ドライバーの方をお願いしている。駐車場の事、door to door 順路の事、まさかの事を思ってお詣りに伺っている。今は連日三台派遣ドライバーの方がお見えであります。

私が先代から引き継いだ頃と比べると相当に楽になりました。若い頃は二日間でお詣りをしており一日中、自分で車を運転していました。コンビニもない頃でありトイレや昼食に困りました。たいていの場合はガソリンスタンドで用足しをして御握りを車内で食べていました。これとて、衣を着た姿で車中食事をするのを見られるのが恥ずかしくて隠れて頂いておりました。
街の様子も人も道路も変わり、便利になったような・・・なりすぎたような・・・・思い出の道や場所を通行すると若い頃の映像が走馬燈のように思い出されます。変わらないのは暑いだけです。
■ 8/8 晴れ       立秋
毎日予定が多くHPの更新も進んでいません。お盆参りも昨日より始まっていて僧侶は東奔西走です。初盆や納骨、回向や法事があり時間に追われております。明日は一日中各僧侶は予定時間を守ってお詣りや法要を執行しなくてはなりません。特に法要等ではご参集の方がお見えでありご迷惑をおかけする事の内容に注意を払わなければなりません、が色々な事故や危険も顧みなくてはなりません。粗相のないお盆を過ごして毎日を過ごしたいです。しかし、立秋とは言え酷暑残暑の毎日です。
この忙しい最中にお寺の寺務所の移転を徐々に始めております。今までの寺務所は20畳ほどの寺務所であり事務機器も他の場所にあり、断熱もあまり効果がなかったです。現在本坊裏手の20畳部屋に仮設寺務所を徐々に移転し始めており8月迄には仮設寺務所へ移転を完了させたいです。改装寺務所が出来上がれば50畳弱の事務機器と寺務所が合体した高機能の寺務室が一室出来上がる予定となっております。誰か一人が企画して誰か一人が実行しないと、中途半端な寺務所となってしまいます。誰かとは私でしょうが、寺務を行う全ての人が居心地が良くて効率的でお寺らしい雰囲気の寺務所が多分、10月頃に完成するのでしょう。境内の環境整備や安全工事もしなくてはならぬ事がいっぱいあります。元気な内に全てを終えておかなくてはなりません。全てと言うより最低限を実施する事が私の役目とも思います。