住職備忘録
2010〜
10 11 12 13 14 15
1 1 1 1 1
2 2
3 3 3
4 4 4 4 4 4
5 5 5 5 5 5
6 6 6 6 6 6
7 7 7 7
8 8
9 9 9 9
10 10 10 10 10
11 11 11 11 11
12 12 12 12 12
2002〜2009
02 03 04 05 06 07 08 09
1 1 1 1 1 1 1 1
2 2 2 2 2 2 2 2
3 3 3 3 3 3 3 3
4 4 4 4 4 4 4
5 5 5 5 5 5 5 5
6 6 6 6 6 6 6 6
7 7 7 7 7 7 7 7
8 8 8 8 8 8
9 9 9 9 9
10 10 10 10 10 10 10 10
11 11 11 11 11 11 11 11
12 12 12 12 12 12 12 12

平成27年9月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
 ご覧下さい

カウンター
■ 9/25      彼岸花
毎年、秋の彼岸になると必ず花を咲かせる「彼岸花」・・・曼珠沙華という意味ありげな名前のお花。昨年、たくさんこのお花の球根をいただいて手当たり次第に境内中に植えました。以前は本堂の土手にかわいらしく咲く程度の数でしたが・・・・環境班の猛烈な毎回の作業で今年は境内の彼方此方に大量に咲き乱れました。「住職さん、あと何年かしたら白と赤の花だらけですよ」っと長年環境班でお勤めいただく方が満面の笑みで私に自慢をしてくれました。  
申し訳ないのですが、植えたことも忘れていて花の顔を見て「昨年たくさんの球根を植えたよな」で思いだし、多くの方々の思いと労苦でやっと花をつけました。いまお寺の山には長年堆積した木々のチップが栄養たっぷりに掘り起こされております。境内中の花の咲くところ、大切な木々の根元に大量に、それは大量に施肥を行っております。おそらく買ったら数百万円分のたい肥といっても言い過ぎではないと思います。重機で掘っても掘っても大量の黒茶色になった堆肥チップ。お寺の山で生まれた緑の木々は再び循環されてお寺の山に戻ります。感謝です。

■ 9/24      高野山参詣より帰る
昨日の法要後、後片付けを一応終えると高野山へお参りに出かけてきました。和歌山に一泊して今朝起きると雨。想定外です。でも、ここまで来たのですから高野山へ参詣いたしました。お山に到着したころには雨が一頻り酷くなり、墓は奥の院の杉の巨木の中にあるのですが・・・傘を持っていませんでした。それに持参品や道具もあるので次回に参詣することとして別の用事を二件済ませ昼食を終えてからお寺に戻りました。とても疲れて寝むくて仕方ありませんでした。やはり少し疲れているのでしょうね。お寺に戻ると葬儀や面談、打ち合わせと夕刻に戻っても色々でした。
■ 9/23 晴/曇      秋季 彼岸法要
大勢の方のお参りをいただきました。お世話人さんのお手伝いにて無事に終了することができました。塔婆は数百本もお申し込みをいただきましたが事故も何もなくみなさん大変喜んでお参りをいただきました。例年の春秋彼岸法要は年々人手が増えて対応に工夫や人手の確保に頭を悩ましてきました。人は必ず歳を取り加齢が加わり期待する仕事にバラつきが出始めます。自画自賛ではありませんが本当に事故の無い事と気持ちよくお手伝いをいただけること、遠路お参りをいただく方へ粗相のないことに配慮して今後もお寺の年間行事を穏やかに完了させていただきます。

秋の彼岸を終えると来年の春までは一堂にそろってお参りのお顔を配することはできませんし、私の一番さみしい秋の彼岸です。皆さんに健康には特に留意をいただいて来春またお会いしましょうと挨拶をして彼岸法要を終えました。下の写真は当時の様子です。
白玉の原料であるもち米です。
餡練り機に入れてゆっくりと練り上げます
一粒一粒 重さを量ります そして茹でると白玉の出来上がり
楽しくお喋りしながら・・・世話人会婦人部
本堂では法要の打ち合わせ 皆様ありがとうございます
本堂でのお参りの様子
私の挨拶
境内でのお接待
■ 9/17      旅順より帰る
以前より尋ねてみたかった中国旅順から昨夜帰りました。「坂の上の雲」や日清・日露戦争、三国干渉にたびたび登場する場所であり歴史上でも有名な場所。203高地に上りまた旅順港を見下ろす場所に立つと色々なことを想像して私なりの訪れた甲斐がありました。実際に瀋陽(旧奉天)から大連、旅順と移動すると大変な距離であり想像を超えた距離感を感じてきました。当時の様子と現在とでは、あまりにもかけ離れ、今の街には聳え立つ巨大なビル群には驚かされました。古い写真と変わっていないのは旅順港の入り口風景のみで、この場所に立つと当時「永久要塞」と呼ばれた旅順要塞と死力を賭し、日本軍の巨大大砲の双方の砲声が四方八方に鳴り響き、軍艦の大爆発でだれもが腰を抜かすほどに驚き、世界中がこの戦いの結果に驚嘆し、結果ロシア軍を後づ去りさせた乃木軍の勇猛さに思いを馳せました。後世、色々と注釈や解説がありますが色々と感慨にふけったここ数日でした。
下の写真は、現在の、のどかな旅順の風景です。

■ 9/10      どんぐり大木の伐採
雨の多い日が続き延び延びになっていた問題のどんぐりの大木、二日ががりで本日バッサリと伐採されました。ガードマンを二名配置し電線を注意して杣師の方に伐採をしてもらいました。細かい木々は粉砕機でチップにしましたが幹だけはお寺の山に積んであります。もう薪ストーブの薪にするには大量すぎる薪があり処理に思案をしております。そのどんぐりの残骸を野積みしている場所も手入れが必要なところであります。お寺の境内は広く丘にもなっているので土砂災害の未然防止も考えなくてはなりません。頭の痛い事です。

お彼岸が近づいてきています。粗相のない毎日を過ごせたらと注意を払って過ごしています。
■ 9/07      月例会議
しばらく備忘録を放置しておりました。毎日を予定多く過ごしており体力に伴わなくても、忙しくしております。世間では安保法制化問題、経済の不透明さ、情報の氾濫、オリンピックの宣伝ロゴ、画像や写真を扱う方は私も含めていつ常に注意を払う必要があるかと思います。カメラを向けられて瞬間、対象が自分では無くても、場所や背景、日時に緯度経度、全てがプライバシーが公開される事となり取り扱いを本当に注意しなくてはならない事と思います。

今月はお彼岸法要があり準備を終え、郵送物も発送されました。明日からドングリの大木の除去作業が始まり二日間、神経を使います。本日は月例会議があり早、大掃除の目標も大まかに提示されました。毎年寒い最中の大掃除は懲り懲りです。季節のよい頃から開始してストーブが恋しくなり始めに、すす払いのみを残すだけにしよう思います。一度世話人会で懇親旅行をしようとも思います。般若心経の勉強会・終活セミナーも日時が未だ定まりません。時折、何時ですか?と尋ねられて返事に窮しております。