住職備忘録
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2002〜2009
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名古屋の天気予報
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平成29年5月分

非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
 ご覧下さい

■5/28       桶狭間古戦場 シンポジューム
桶狭間古戦場のシンポジュームのパネリストとして一席しゃべってきました。私は難しい事は分かりませんので誰でも分かる版画や絵葉書を題材にして、視覚的に何方が見ても、すぐに分かる事を重点に持ち時間と雑談めいたトークショーに出てきました。一ヶ月前から相当の準備を行い開演直前は「やっぱり断っておけば良かったな〜」と公開しながらの出演しましたが終われば、満点だったかな?と思いつつ、名古屋女子短期大学講堂から出て参りました。久し振りに眺める階段教室。私の大昔は階段側からの参加でしたが今回は「階段を眺める側」からの一時。冷や汗ものでした。
下は明治18年7月15日梶野仙次郎出版の古戦場絵図 今回使用した画像の一部です。古戦場のホンの少し前はこの様だったんですね
今の古戦場と明治17年の様子は全く相違しております。今川義元のお墓(明治9年頃建墓)は盛り土の上に設置され
周りには木柵が巡らされて正面には鳥居が建てられていた様子が分かります。
全ての映像の原本は高徳院が保持し著作権を放棄しておりません。

■5/某日       早朝のお手紙
今から15年前、高徳院に初めて鐘楼堂「六波羅蜜会堂」が竣工しました。実際に出来上がったのは平成13年12月31日初めて除夜の鐘を高徳院で打ちました。梵鐘は愛知葬祭創業者金森昇氏からの単独寄進が為されました。記念行事に平成14年3月31日稚児行列を行い記念行事に以下の事柄を行いました。

「十五年後の未来に届く手紙」

参加した子供さん又は親御さんが、15年後の自分又は両親家族に宛てに届く未来に届く手紙です。今書いているのは平成14年の頃と思いますが、再びこの手紙が手元に届くのは15年後です。同封できるのはスナップ写真2〜3枚程度とお考え下さい
メッセージの見本
自然劣化及び送付不可能な時、郵送が約束が出来ません事をご承知の上お申し出下さい
一、 稚児一人に規定の封筒と便箋を、お渡しします
二、 落慶当日封緘して受付に封筒を提出下さい
三、 費用は稚児参加費に含まれます
四、 八十円切手を貼ってご提出下さい 十五年後の郵送料の差額はは当寺で負担します
五、 当寺印刷以外の便箋は同封しないで下さい
六、 十五年後宛名不明等で返送された封筒は未開封のまま処分します
七、 別に余分に手紙の希望の方は二千円を添えて申し出て下さい
私は忘れずにこの「15年後の未来に届く手紙」をご提出頂いた封書を大切に鐘楼堂内に収め、時を経て今年3月31日発送をしました。切手代が不足する場合と住所が新旧となったり、宛先不明とかで大半は送達困難かなと思っていましたが、未だに返送、宛先不明、受取辞退で一通も返ってきません出した。本当に驚いております。寺の中でもキッと郵便局さんも頑張ってくれたのかなと話題が出ていました。 5月ゴールデンウイーク過ぎにお寺の境内受付へこの様な大変に嬉しい、そしてこの様な思いを懐いて下さった思いのこもった手紙が届きました。