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寒暖差が激しいです。お風邪を召さないようにお過ごし下さい。何時もネット参詣を頂き感謝申し上げます。住職

■10月30日 
葬儀や法事があり多忙。のどは相変わらず痛い。体も重く考えも動きもソロリ新左衛門の様。午後から婦人部の世話人さんがお越しになられ打合会を開く。と言っても私が葬儀から帰るまで彼方此方の清掃をして頂いた。皆さん良く気が付く方ばかりであり有り難い。
明日は男性部世話人会の打合せだ。本当に助かる。甘えてはいけないが本当に感謝する。

■10月29日
風邪を引いてダウン。起きたり寝たりですが11/3の準備もあるので午後から起床しました。のどが痛く辛いです。寒気もするので早く寝る事とします。皆様もお風邪には、寒暖の差が激しいので、お気を付け下さい。

■10月26日
色々な事があった。25日は男性世話人会でお砂踏みの準備が為された。例年の事が定着し始めて段々と手際よくなり午後3時頃には終了した。説明会、搬入、下準備、設置、と順調良く行き予定以上の準備が完了できた。
26日は婦人部との親睦小旅行、雨をついて午後よりなばなの里へ出かけてきた。生憎の雨だったがベコニアガーデンでは色とりどりの花々に見とれて歓声が色々上がった。「きれいだね、大きいね、良かったね」と様々な感想が聞かれた。ベコニアガーデンを出ると今度は凄い広いコスモス畑を少し眺めて足早にバスに乗り込んだ。行く手は長島温泉アウトレットへ出かける事となり10分ほどで到着した。一時間のお買い物時間は短く「住職、又今度行こうね」と誘われた。「はいはい、また行こう」と返事をしてお寺へ着いたのは夕方5時頃であった。
 夜は東京から友人が来てくれて楽しい会食をした。18歳からの友人で私の苦しい頃、どうしようもない頃からの友人である。一人でボチボチお寺をやっている時に彼は手伝いに来てくれて私を支えてくれた。本当に大した給料も払えないのに愚痴も小言も弱音も一言も発せずに、本当にお寺のために尽くしてくれた。私にはもう一人お寺のために尽くしてくれた方がいる。その方も本当に良く尽くしてくれた。
久し振りにあう彼は昔の彼と全然変わらない。二人で「これは塩分高いよな、ホントは喰わずに寝た方が体には良いよね」と年相応の話にお互い頷きながら、小寒くなった夜の街を歩き同宿した。私は仕事があるので一人でそっと失礼をした。友人は有りがたいものだ。何故か何時も気にしてくれる。家族までも・・・


■10月24日 日曜日 多忙な日
法事が多くその最中に或る会の出席を約束していたので途中から名古屋へ出かける。帰寺したら名古屋からお参りに来て頂いた方のお土産があった。突然の来寺にお会いできなくて本当に残念でした。時々私が立ち寄る飲み屋さんでマドンナ達が居るお店のご主人と、常連の古チャンがお二人出来て頂いた。残念、でも名古屋へ出かける理由が一つ出来たような物。

この間、と或る役所の下請けさんから「お宅にある○○の標識を立てたのだけど良いですか?」っとお尋ねの連絡があった。「良いですよ」と伝えたが「詳細が分らないので、標識のサイズ、撤去の時の承諾、発注者の名前を記載して申請書を出して欲しいと伝えた。通常役所が言いそうなセリフを突然お寺から言われた業者は「一度伝えます」と言って電話を切られた。
役所という依頼主からの発注で、業者がお寺の境内に看板を立てる、依頼主から何も連絡が無いのに看板屋さんから依頼に、少し不思議さを感じての電話応答であった。
昨日電話があり、「中止となりましたので電話しました」と下請け業者からの連絡があった。役所ってこんな所かな?

ああっ、古チャン ごめなさい。、

■10月22日 台風の後かたづけ
ひどい雨風の台風であり、全国で大変な被害をもたらした。当寺でも平成10年本坊屋根改修工事をしたにも関わらず、雨漏りがあった。天井から落ちる水滴の報告を受けた。早速現場に出かけるとそこには雨の跡が広がり明らかに天井を汚損している跡が明らかであった。
原因を調べるべく強風の中を完全装備で屋根に上る。強風が吹き付け飛ばされそうにもなる。身の危険を感じてはしごから下り今度は押入から屋根裏に這い上がる。お寺の屋根裏は高くて広いのだが塗り壁の間仕切りが高いため、雨漏りの場所まで辿り着くまで大変な労苦であった。

翌日(21日)施工業者に来て貰ってデジカメで写した所と現地を見て貰った。業者さんのお話は「漆喰がひび割れ、強風に煽られて雨が入り込んだ」という。「他でお寺で類似する雨漏りはあるのか?」と伺うと「余り無い」という。その理由はどうも屋根替えの折り、作業を飛ばしたのか忘れたのかであると思われる。丁度社寺専門のゼネコン松井建設(株)名古屋支店長が台風見舞いにお越しになったのでお尋ねした所、今度雨漏りしない様な施工はこの方法を助言を頂いた。私の理解は、残念の一言に尽きてしまう。

と或る人からの紹介で施工した瓦屋さん、見積もりを持って来るという。余り会いたくない。

■10月20日 凄い風
少し風邪を引いたのか、体がどうも思わしくない。
外は凄い風。先ほど山を車で一巡してきたが枯れ枝や色々な物が落ちている。片づけが大変だ。明日はなな月参り、お参りは来られるだろうか??


■10月16日 快晴 気持ちの良い一日
記憶が悪くなる事を実感する。以前から余りよくない方であったが悲しい。が、家内も他の方からも「住職は記憶が良い」と良く言われた。「10年前の事でも日時までハッキリ覚えられておられる」「電話番号でもいくつも市外局番から諳んじている」、その通りで、は、あったが今は、整理した物の場所を忘れ、購入した物を再度買ってみたり、同じ事を何度もクドクド言ったりで本当に悲しくなる。
又、若い頃は性格は心がけ次第で変える事が出来ると少し信じていた。が、今になるととても難しい。中年の半ばの、自分ながらの価値観や尺度、完成の度合いを、自分と同様に、他に求めてしまいます。傲慢というか、思い上がっていると言うか逆上せ上がっている、自分に嫌になる。しかし、自分の考えや思いを実現させる為に心血を注いで今まで来た自分は自分の考えを信じて今日有るので、まぁ、自分で自分の切り替えを考えなくてはいけないと思う。
でも四六時中様々な改良点や工夫を問題定義しながら毎日を過ごさないと仕事に対する精度や完成度や到達度、達成感が全く得られない。お寺もチームワークで活動するので個人のスタンドプレーだけでは光彩を放っても、全体は暗く萎んで独り輝いても、見る人が見れば気の毒な状況となる。

まぁ、こんな事を毎日思って私の人生は過ぎていくのだろうと勝手に想っています。こんな事考えて備忘録を書くのだから、少し休んだ方が良いのかも知れない。空見れば 欲しい欲しいの 星だらけ 下見て暮らせ 己が心・・・気持ちだけが前に進む自分を何とかしたい。


■10月15日 快晴 涼しいと言うより少し寒い
段々と涼しくなってくる。境内の植木の刈り込みをしなくてはならないと刈り込みを始めた。斜面に生えている植木は上部に行くに従って急な角度となるために刈り込みが難しい。よって昨年求めたダンプトラックの荷台をフルに上げて足場を作り選定作業にかかった。地上約2mほどか。バリバリと音と立てて気持ちよく刈り込みが始った。丸チャンが向こうで足場の板が落ちないように支えている。「大丈夫ですか?危なくないでしょうか?」と心配をしてくれる。「危ないから私がしてるのだよ。大丈夫」と、なまくらな返事をしていたトタン、スズメバチが庭木の中からブ〜っと飛んでき始めた。こりゃアカンと高所で幅30aしかない足場の上で180度回転してトラックの荷台へ向う。所が足場の板が不安定なのでブヨンブヨンとしなる。幸いスズメバチは殺気だってはいなかった。トラックの荷台で昨夜見たテレビの内容を思い出し小さくなって丸まっていたら元の巣へ帰っていった。幸い白のヘルメットと白っぽい作業服を着ていたので蜂が関心を示さなかったのか。蜂に刺されずにすんだ。

午前中は月例会議を催す。大掃除の計画と準備。消防訓練の実施に向け企画立案を住職代理に命じ、議事録を受付に依頼する。赤外線管理システムを境内に設置完了したので説明と警備会社との連携での打合せの通達、お砂踏み浄衣加持祈祷会の準備、色々な議題に少し長くなった。
この赤外線関知システムは大変精度が高く誤報も極めて少ない優れものである。境内は一万坪もあるので事故事件の折りには大変心配と思い設置を実施した。最初のこの赤外線感知器に引っかかった人がいた。それも早朝5時に2回。誰かと思ったらそれは新聞屋さんであった。
新聞屋さんで良かった。色々な人がお寺の中に見境もなく入る事がある。トンでもない事を平気でする人間もいる。以前、境内の受付に座っていたら若い男性が土足のまま本坊に上がり込み廊下を靴のまま歩き畳の上に立っていた。「おまえ 自分の家で畳や廊下は土足で上がるのか?」「・・・・」「出て行け!二度と来るな」と言うと「すいません」と一言言って境内に出た。普通ならそこでスゴスゴと帰るはずがこの男らはどうかしている。私が境内受付に帰って座っている事を知りながら平気であちこちで笑いながら記念撮影を済ませて、何もなかったように、笑顔で帰っていく姿を見送った記憶がある。
ともかく、自分たちが気を付ける以外に方法はないのでしょう。そうそうこの備忘録をお読みの方で早朝参詣の方へ・・・春彼岸以降05:00、秋彼岸以降06:00 境内赤外線感知器は鳴動止めしておきます。音が鳴らないだけで、、普段お人が出入りしないような所と同様、全境内地建物外周内周全て警戒感知されております。「何だか嫌だな」と思わないで下さい。安全のためでもあります。人が隠れていそうな場所、普段目が届かない所は特に安全には気を付けてあります。 パソコンからでもその場所を瞬時に確認できます。ご安心下さい。


■10月14日 快晴
久し振りにバイクを走らせる。実はカブが古くなり買い換えを考えていた。今はやりのネットオークションで市価の1/4程で新車に近いカブを落札した。それは7月の頃であり大阪から岩倉のチェーン店へ送られてきた物をトラックで私が引き取りに行きそのまま構内専用で走らせていたバイクであった。元々あった古いバイクを廃車して新たにプレートを貰い登録を済ませると公道を走れる。でも役所は面倒という気持ちで今の今までホッタラカシにしていた。

 秋風の爽やかな頃となり体の虫が動き始めたのか、境内清掃の方々に背中を押されたのか市役所まで古いバイクで走り新しいナンバーを貰った。それは拍子抜けのように簡単だった。税務課の窓口で書類を2通書いたらお終いであった。それどころか知り合いや同級生がいるので色々と関係のない事を話しかけてきて嫌な役所、面倒な役所というイメージは無かった。それに最近の改築で役所の雰囲気もガラリと変わり明るく開放的な雰囲気は私の性にもあり居心地が良かった。「幾らですか」と費用を窓口に伺うと「要りません、来年から1000円の税金を納付願います」それだけであった。本当に拍子抜けで頂いたナンバーをカブに取り付けて家路を急いだ。
久し振りに風を切って爽やかな空気に満ちた道路を走った。中学生が下校途中なのでしょう、昔の臭いと思い出が蘇ってきた。あの頃に戻りたいなと思っても詮無いことながら青葉若葉の頃が懐かしくてならない。
三崎池という池がある。私の中学生の頃はウサギが出てくるのどかな田舎であった。夕日が沈む水面を眺め、マラソンをした気力体力十分なあの頃を思い出した。道も信号も、何もなかった交差点で信号待ちをする中学生を眺めて楽しそうにお喋りする学生。今を大切にしないといかんなとつくづく思った。


■10月9日 台風来襲
とてつもない台風が来る来ると言っていたのでビクビクしていたが雨が強く降ったくらいで余り影響はなかった。こんな日にご法事をされる方にはお気の毒であった。

昼休み、コーヒーを飲んでいたら面白い話が出た。
久しくお会いしていない人を急に思い出して、「あのお茶の○○先生はお元気かな?最近ご無礼をしているが・・・」と尋ねると「はい 昨日お参りに出かけてきました」と丸チャンが返事をしてくれた。丸チャンとは当寺で私の補佐をして頂いている方である。「そうですか、あそこへ伺うと抹茶を飲ませて頂けるでしょ?」と尋ねた。そしたら側にいた住職代理が「こないだ抹茶5杯も頂いた」と言い出した。「ええ? 5杯?」と聞くとそのお茶の頂いたのは丸チャンであった。
「お寺の僧侶はお茶くらいチャンと飲めなくてはならないと」と色々とお茶の作法を教えての挙げ句に五杯も飲んだそうだ。「何で五杯も飲んだの?」と再度聞くと「飲み方が悪いからもう一度!」と言われ「違う!」っと言われて机を叩かれてもう一服、と言う運びで五杯となったそうだ。
「へ〜っ そりゃ大変だったね」と言うと、住職代理も「私もそんなに沢山ではないが頂いた」と間で返事をした。「何杯飲んだ?」と聞くと一杯だけだという。「どうして一杯だけで済んだの?」聞くと「え〜 私は不調法でございますので」と言ったら「貴人に作法は無用!」と言われたので一杯で済んだそうだ。丸チャンは無口でおとなしいので「不作法」なんて言う上手い言い回しがスッと言えなかったんだろうな。
貴人ね、私もその昔その先生から「貴人」扱いされて引っ込みの付きそうにもない事態を数度と無くかわしてきた。貴人ね、・・・奇人とも読める。
所でそのお茶の先生は大変耳が遠い。何だかその場にいなくても抹茶五杯飲んだ気分になれた。先生有り難う、でも五杯はきついよ!


■10月6日 快晴 本山布教師さまの法話会
快晴に恵まれて本堂では法話の会が催された。今年で何年になるのか、法話の会。法話の会は実は毎年当寺に来ていただける。有り難い事であるが他のお寺ではなかなか受ける寺院がない。その原因は色々とあるのだろう。私は何とか10年以上お世話をさせて頂いている。
例年は布教師さまをお迎えすると前夜は色々なお店で会食会を催させて頂き数名の僧侶や私の家族と共に楽しい一時を過ごさせて頂く。翌日午前中は本堂での法話、午後は色々な施設へ出向いては私たちの出来る、考えの及ぶ範囲で法話といえるかどうかは別として慰問をさせて頂き他の寺院さまへお送りさせて終わりを迎える。
その様子は、他のページで紹介をさせて頂いているのでご笑覧を下さい。私の年老いた母も掲載させて頂いており本日も「ちゃんとお寺さんを大切にね」と言ったり「お世話さまです」と僧侶にも挨拶をしてくれた。痴呆となっても何時もお寺の全面に立ってお寺をもり立ててきた母の強さを久し振りに感じた。

本堂で生かし生かされを講演 私は紙芝居とお話をした
私の母・・・有り難う 今日は床屋さんの日で
頭をきれいにしてもらいながら法話を聞いていた。
そして私に「ちゃんとしなさいよ」と声をかけてくれた。
嬉しかった。本当に嬉しかった。
■10月4日 世話人さんと小旅行
世話人さん達と岐阜県へ日帰りの小旅行をさせて頂いた。まず最初にお邪魔させて頂いたのが付知の○心寺さん、ご住職○島僧正の暖かいお迎えとお世話を頂いた。本堂でお参りをさせて頂き客殿でお話を拝聴して心清々しく参詣をさせていただいた。○島僧正は当寺の弟の養子のご縁を結んで頂いた方でもあり何かと相談相手にもなって頂いている。
その後、○心寺お檀家の「南陽軒」というお菓子屋さんへ出かけて美味しいお菓子をお土産に求めました。とても美味しいとみんな大満足で買い物をされて見えた。
お昼は付知峡の傍らの道路にマイクロバスを止めて天然の鮎が踊る姿や群れて泳ぐ姿を見ながらの昼食。清流という言葉があるが本当にきれいな川であり夏休みに、飛び込んで泳いだら透き通った水の中に世界を味わう事が出来るよう程きれいな川、付知川。
そしてその後は足を南木曾に運び雌滝雄滝を眺めてしぶきを浴びて歓声を上げ、藤村ゆかりの馬籠の地を全員でブラブラと散策をした。私が少し気分が悪くなり休憩に入った御茶屋さんが何と藤村の長男のお家でありそこのお嫁さんと少しの時間お話をさせて頂いた。誰もお客さんがいないのでのんびり話し込んでバスの集合時間に危うく遅れる所であった。
明日は本山布教師さんがお越しになられて会食をし、翌日はお話を伺う。午後は母が入所している施設へ紙芝居と法話をさせて頂く予定となっている。
秋の夕べはつるべ落としと言うけど、何だか寂しいな。明るく燦々と勢いのある夏前の季節が私は好きだ。


■10月3日 雨
そんなにひどく忙しい訳でもなかった。日一日と過ごしやすい季節となった。榎木の僧正という話があったが今も昔もいい加減な事を言って耳目を面白可笑しく引いている僧侶とそれを信じて頷く人がいると、諦めのつかない自分に何だか空しくなってきた。無論、榎木の僧正は私であり気にしても値しないような程度の話なのだが、名前が出ると気になる。
ここの所、忙しかったが少し落ち着いてきた。が、明日は再度世話人さん方と日帰りの小旅行へ出かける。とても楽しい。何歳だったか、心の欲する所に従って、しかも矩を踰えず。心得た方々ばかりであり本当に楽しい。歳を取るとはこういう風になれば良いのだという方ばかりである。


■10月1日 快晴
昨日の世話人会の旅行の写真をアップします。初日は台風に泣かされましたが翌日9/30は快晴であり汗ばむくらいでありました。バスの運転手さんとガイドさんがとても良い方であり楽しい旅行がモット楽しく過ごす事が出来ました。弟も懐かしい面々とお会いして嬉しそうにしていた姿が印象深かったです。様子を以下にご紹介します.

魚屋さんに到着 ヒラメ二匹刺身お造り中
華麗な包丁さばき
ここで立ち食いをした
大変大きな「ヒラメ」 美味しかったと大好評
立食いの様子をデジカメで撮るのを忘れた
デザートも終わる頃
ダンスが始まった
岸壁のお母さんとお父さん
岸壁の母を熱唱
ホテルとバス 楽しい旅行有り難う
弟のお寺大日寺を後に 大日寺のお山 山頂付近に山門が見える